ぱちり、と目を覚ます。
手首と足首が、何やら痛かった。
それにしてもマジで痛い。何これ???
それを見てから、少し驚きすぎて、黙り込んでしまった。
けど、
ふざけるほどの余裕は持ち合わせていた。
びっくりすることに、手首には手錠、足首には足枷という監禁あるあるの道具が俺の体に付いていたのだ。
ぺ神め…ついに犯罪犯しやがって、… と思い、通報しようとしたが、スマホもなく、財布もなく、手持ちのものは何も無かった。
それに、おかしなことに気がついた。
俺はさっきまで、自宅にいたはずなのに、ここには何も無くて、あるのは俺が今座ってる椅子、角にベッド。そして、唯一の出入口であるドア、それだけだ。
窓も無い家なんてあるのだろうか。
徐々に焦っていた。
ここはどこで、誰に拉致されたのか。
いやまあ、誰には何となく予想が着く。なんなら、脳裏に浮かぶ。「神」と書かれた面を付けた変態クソホモ童帝野郎の顔が………
すると、奴が現れた。
つい本音が漏れた。
流石のぺ神もびびっt
…無理だわ(確信)
すると、ドアからまた誰かが入ってきた。
するとロボロからはとんでもない一言が返ってきた。
流石にそう来るとは思わなかったのか、敵陣もテンパっている。
そう、ロボロは紫式の顔に惚れたのだ。この状況で。何故かこの状況で(二回目)。
…速攻で帰っていった。
後、冷静になったロボロは 、なぜ自分が「ロボロ」であることがバレているのか疑問に思いつつ、まあどうせあのカスから聞いたのだろうと軽く思っていた。
だが、それが間違いだった。
それが間違いだと気づくのは、まだまだ先の話である。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。