第38話

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2020/07/25 08:26
~あなた~

・・・そりゃあ、彼女くらいいるよね。


ほんと、バカみたい。
自分の立場を忘れてた。







亜嵐くんだって人間だもん、デートくらいしたいよね。








・・・わざわざ高校の友達とって嘘ついてまで、











私はただのファン。
だからこそ、バレちゃいけなくて
嘘ついて、隠してたんだよね。


















どうしても受け入れられない。



私は亜嵐くんのなんでもないのに。



こうなるんだったら、亜嵐くんに会わなきゃ良かった。


知らなきゃ良かった。





・・・同じ世界に生まれなきゃ良かった。











もう私、どうしたらいい、?


頑張る理由がなくなって、

人生の楽しみもなくなって、






大袈裟だって言うかもしれないけど、私のほとんどは亜嵐くんでできてるから。







涙で滲む視界の中、
ふらふらとゆっくり歩く。














そんな時ぶつかったのは、




涼太
涼太
ごめん、大丈夫、?








キラキラ輝く王子様。





















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お久しぶりです、作者ですっ


皆様、たくさんのハート、お星様、ありがとうございますm(__)m




もう嬉しくて嬉しくて飛び跳ねてますっっ







なんだかぱっとしない小説ですが、


頑張って更新していきますので


ぜひお付き合いください🙇🙇

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