第7話

溶けない氷と、僕らの未来🩷💜(ちゅきちゅきブリザードパロディ)
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2026/07/09 13:20 更新
続きです
​付き合ってから、俺の世界はずっと幸せな世界だった。それなのに、最近の俺の心には冷たい風が吹き荒れている。
​きっかけは、恭平のプライベート用のインスタのフォロワー欄で見つけてしまった。ある可愛い女の子のアカウント、、しかも相互フォローしていたのだ
みっちー
​(これ、誰なんやろ……)
​気になって仕方がないのに、「重いやつ」って思われたくなくて、面と向かって聞くことができない。おまけに最近は個人仕事が忙しくてなかなかスケジュールが被らず、会えない時間がさらに俺のもやもやを大きくさせていた。
流星
みっちー、なんか元気ないなぁ
​楽屋の隅でため息をついていた俺に、流星くんが声をかけてくれた。耐えきれなくなって事情を話すと、

「そんなん、直接聞いた方が絶対すっきりするって!」

と背中を押され、俺はついに勇気を出すことを決めた。
​数日後、やっと仕事現場で二人きりになれた瞬間、俺は意を決してスマホの画面を見せた。
みっちー
…あの、恭平。この子、誰?
恭平は一瞬きょとんとした後、あっさりと答えた。
恭平
あ、これ? 俺のいとこやで
みっちー
……いとこ?
その場に膝から崩れ落ちた。なんだぁ、いとこか……。一気に肩の力が抜けて、安心感が押し寄せてくる。
そんな俺を見て、恭平がニヤニヤしながら顔を覗き込んできた。
恭平
みっちー、もしかして嫉妬してくれたん?笑
からかうような言い方に、張り詰めていた糸が切れて、視界がじんわりと潤む。
みっちー
…だって、めっちゃ気になったんやもん。でも、重いやつって思われたくなくて……
半泣きで、でも心の底から安心した笑顔を見せると、恭平が目を見開いて胸をグッと押さえた。そして驚くような言葉を突然恭平は発した。
恭平
…みっちー前から言おうとしてたんやけど、ちゅき婚してくださいっ!!
みっちー
……え?
突然のプロポーズに耳を疑う俺に、恭平はドヤ顔で胸を張る。
恭平
今度は、俺から告白するって決めてたからな
みっちー
でも……俺ら、結婚、できんよ……?
男同士だし、日本の法律ではまだ……と言いかけた俺に、恭平は少し真面目な顔をしてスマホを取り出した。
恭平
ふふ、俺な、ちゃんと調べてみてん。結婚とは少し違うんやけど、『パートナーシップ制度』っていうやつがあってな? 自治体、つまり市役所とかが『この二人はお互いを大切なパートナーとして認めてますよ』って証明書を発行してくれる制度なんよ。これがあれば、病院とかでも家族と同じように扱ってもらえるらしい、な?これなら俺らでもできるやろ?
​恭平が、俺のためにそんな難しいことを一生懸命調べてくれた。その優しさが嬉しくて、胸の奥のブリザードは完全に溶けて消えていた。
みっちー
うん……! ありがとう、恭平
俺も結婚したい!!
​その後、俺たちはメンバーに報告。
丈一郎
お前ら、ついにそこまで行ったか!
大賛成してくれて、マネージャーやお偉いさんにも直談判。異例のことではあったけれど、俺たちの本気度が伝わり、無事に手続きを進められることになった。
​そして、ファンへの公式発表の日。
正直、どんな反応をされるか怖くて、スマホを持つ手が震えていた。けれど、コメント欄を開くと、そこには温かい言葉があふれていた。
​『えーっ!みちきょへ、おめでとうすぎる!!😭✨』

『一瞬ヒヤッとしたけど、女の子じゃなくてみちきょへなら大歓迎!末永くお幸せに♡♡』

『二人が幸せならそれが一番の正解!これからも応援するよ🎉』

​もちろん、中には否定的な意見もあったけれど、他のファンのみんなが「二人の人生なんだから外野が口出すことじゃない」「お祝いしようよ!」と言い返してくれて、綺麗に収まっていった。たくさんの人に守られているんだと、涙が止まらなかった。
泣いていると、恭平が優しく俺の涙を拭って、引き寄せる。
恭平
な、大丈夫やったろ?
みっちー
うん……。なぁ、恭平。落ち着いたら、新婚旅行どこ行く?
恭平
ハネムーンかぁ! どこがいい? ハワイ? それともヨーロッパとか、のんびりできるとこ行く?
​まだ見ぬ青い海や、見たことのない景色を想像しながら、二人の未来の計画を立てる。ここから始まる『ちゅきちゅきハネムーン』は、きっと最高に輝いているはずだ。
お話が急展開でしたがついていけましたか?笑
「ちゅきちゅきハネムーン」まで見守ってくださるとうれしいです、✨

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