第6話

始まりはマッハな一目惚れ🩷💜(ちゅきちゅきハリケーンパロディ)
176
2026/07/09 13:20 更新
​【登場人物】みっちー × 恭平​

「出会ったあの瞬間から、俺の恋はマッハ728で暴走してた」
​今思えば、始まりは数年前、同期として恭平に出会ったあの瞬間だった。

少女漫画みたいな劇的な何かがあったわけじゃない。だけど、ふとした時に俺に向けられる恭平の無邪気な笑顔を見た瞬間、まさに「マッハ728」のスピードで、俺は恭平に目を奪われていたんだと思う。

​でも、当時の俺はその気持ちの正体がわからなくて、
みっちー
ただの同期やし、変な奴やから気になるだけ

そう自分に言い訳をして、胸の奥のトキメキをずっと認めないようにしていた。


​そんな俺が、ついにキャパオーバーする日が来た。
きっかけは昨日、仕事の合間に恭平と交わした、本当になんてことない会話だった。
恭平
みっちーってさ、真面目そうに見えてたまにアホなこと言うよな。そういうとこ、俺ちゅきやで?笑笑
​恭平特有の、軽くて、ちょっとからかうような「ちゅき」。
言われた瞬間は「何言うてんねん」ってツッコんで終わったはずなのに、翌日になっても、俺の頭の中はその言葉でパンクしそうだった。
​楽屋のソファに座って、スマホを見るフリをしながら、思い出すたびに口元が緩んでしまう。
みっちー
……へへ
長尾
みっちー、またニヤニヤしとる
流星
うん、完全にいっちゃってるね
​すぐ近くにいた流星くんと長尾が、冷ややかな視線を送ってきた。
長尾
大体さ、ずっと恭平のことばっかり目で追ってるやん
流星
みっちー、それもう恭平のこと好きなんやろ。すきぴやん
と流星くんにストレートにトドメを刺された。
みっちー
えっ!? ち、違う! 俺はただ……!///
慌てて否定しようとしたけど、二人にこれまでの行動——恭平の隣をいつもキープしようとすること、彼の笑顔を糖度100%で愛おしく思っていること——を次々とバラされて、俺は言葉を失った。
みっちー
​(俺……本当に、恭平のことが、ちゅきなんや……!)
パニックになった俺は、恭平が近づいてくる気配を察知するたび、マッハで反対方向へ逃げ出すようになった。
恭平
おい、みっちー
​だけど、そんな逃亡劇も長くは続かなかった。
テレビ局の廊下で、ついに俺は恭平に壁際まで追い詰められた。長い腕で進路を塞がれ、恭平の顔が至近距離まで迫る。
みっちー
(無理、///こんな綺麗な顔、近くで見たら心臓止まる……!)
少し拗ねたような、でも真剣な恭平の瞳。頭の中はパニックで、風に煽られたハリケーンのように感情がめちゃくちゃに混ざり合う。
恭平
最近なんで避けるん? 俺、なんかした?
みっちー
(もう無理、頭ぐるぐるする……!)
限界を迎えた俺はもうなんとでもなれっ!!と思い、ぎゅっと目を閉じて勢い任せに叫んだ。
みっちー
ち、ちゅき合ってくださいっっ!!
​……しん、と廊下に静寂が降りる。
盛大に噛み倒した告白。俺の顔は一瞬で青ざめた。そんな静寂を破ったのは恭平の我慢しきれない乾いた声だった。
恭平
……っ、くく、ははは! めっちゃ噛むやん!!
お腹を抱えて爆笑し始めた恭平に、俺は涙目でキレた。
みっちー
もういい! はよ振ってや!!
​すると、恭平はふっと笑うのをやめて、からかうような、でもどこか甘い声で意地悪く囁いた。
恭平
え〜? 俺もちゅきだよ?
俺は恭平の言った言葉がずっと頭のなかをぐるぐるしてパニックになった。
恭平
てか俺がいいたかったのにー(`ε´ )
まだなにか恭平がぶつぶつなにか言っていたが、俺の耳には入っていなかった。
みっちー
え??恭平が"ちゅき"っていった、?聞き間違いじゃ、ないよね……えええーーーっ!?///
​こうして、嵐のような勢いで、俺たちは恋人同士になったのだった。
​数日後の楽屋。意を決した俺と恭平が「俺ら、付き合うことになりました!」とメンバーに報告した。
大橋とみちきょへ以外のメンバー
知ってた(今さらやろ)
大橋
えええーーーっ!?!? 嘘やん!!
​一人だけ文字通りハトが豆鉄砲を食ったような顔で絶叫する大橋くんを見て、楽屋はどっと大きな笑い声に包まれた。
丈一郎
いや、声デカいわ大橋、笑笑
すかさず丈くんからの鋭いツッコミが飛ぶ。
大橋
え、待って!? みんな付き合ってるん知ってたん!? なんで俺だけ仲間外れなん!?
パニックになってジタバタする大橋くんを、大吾くんと流星くんがニヤニヤしながら見つめた。
流星
仲間外れも何も、大橋くんに言ったらすぐに本人らに言いそうやから、みんなで黙っとこって言うててん
長尾
そうそう。一番口が軽い大橋くんに教えるわけないやん〜
長尾も一緒になってケラケラと笑っている。
大橋
ひどーーーい! 俺、二人のこと全力で応援したのに!
ぷくーっと頬を膨らませて本気で悔しがる大橋くんの姿に、呆れつつも愛おしそうに笑うメンバーたち。
​俺の隣で、恭平が「大橋くん、ほんま分かりやすくておもろいわ」と、いつものちょっと意地悪で楽しそうな声を漏らしていた。
はい、すいませんキャラ崩壊しました、、みちきょへを書いたのが初めてで、笑
まぁ楽しんでくれたのなら幸いです、🍀

プリ小説オーディオドラマ