第32話

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2025/06/15 13:23 更新




     〈 ハンビン side 〉



하오
하오
ねぇ、ハンビナ
하오
하오
あなたの下の名前の練習が終わるのって何時ぐらいか知ってる?



リビングのソファーでのんびりしていると、

キッチンから顔をひょこっと覗かせたハオヒョンに
そう尋ねられた。

ハンビン
ハンビン
あ、その質問
ハンビン
ハンビン
さっきも聞かれましたㅎ
하오
하오
あれ、そうだったの?
ハンビン
ハンビン
はいㅎ


実はハオヒョンが来る数十分前にも、
同じような質問をみんなから聞かれたところだった。

一人だけじゃなく、メンバーみんなからね。←

ハンビン
ハンビン
でも、僕も詳しくは聞けてなくって…
ハンビン
ハンビン
ただ " 帰る前に連絡するねー " と
だけしかㅎ
하오
하오
あははㅎ
あなたの下の名前らしいねㅎ
ハンビン
ハンビン
ですねㅎㅎ

하오
하오
🇨🇳)にしてもハンビナ、
   流石に優し過ぎでしょ…ㅎ(ボソッ)
ハンビン
ハンビン


ボソッと、何かを呟くハオヒョン。


中国語、だったよね?
全部は聞き取れなかったけど。

それに小声だったし。


……なんて言ったんだろう。

하오
하오
ハンビナはさ、
あなたの下の名前のことどう思ってるの?
ハンビン
ハンビン
…………え、?


突然の質問に、思わず頭の中が真っ白になる。

ハンビン
ハンビン
そ、それって一体どういう……
하오
하오
僕は好きだよ、あなたの下の名前のこと
하오
하오
出会った時からずーっとね
ハンビン
ハンビン
っ……


僕の目を真っ直ぐ見て、そう言うハオヒョン。


" 本気なんだ "

ということが嫌でもしっかりと伝わってくる。


ユジナもそうだったけど、やっぱりハオヒョンもだったんだ。

多分だけど、あなたの下の名前ちゃんのことを意識してるのは
この二人だけじゃないと思う。


なんかそういうのって、空気感でわかるよね。

別に、分かりたくも知りたくもないのにさ。

하오
하오
だから、気になっちゃって
하오
하오
ハンビナも恋のライバルになっちゃうのかな〜ってㅎ


そう言って、少し辛そうに笑うヒョン。


………ダメだよね。

この状況で自分の気持ちを言わないなんて。

ハオヒョンだって本気で話してくれてるのに、自分だけ逃げるなんてことしちゃ。

ハンビン
ハンビン
………僕は、いや
ハンビン
ハンビン
、あなたの下の名前ちゃんのこと大好きです
ハンビン
ハンビン
ずーっと


   ハオの目を見ながら、そう伝えるハンビン

하오
하오
………そっか、残念ㅎ


『 やっぱりハンビナもライバルか〜ㅎㅎ 』

僕の返答を聞くや否や、笑いながらそう言う。

でも、その表情は
どこか吹っ切れているようにも感じられた。

ハンビン
ハンビン
僕、ハオヒョンにみんなにも
ハンビン
ハンビン
あなたの下の名前ちゃんのことだけは絶対に
渡しませんから
하오
하오
こっちのセリフだよㅎ
ハンビン
ハンビン
ㅎㅎ



하오
하오
あ、ドリアン食べる?←
ハンビン
ハンビン
え、このタイミングで!?(
하오
하오
ㅋㅋㅋㅋ


やっぱり、ハオヒョンには負けたくないな〜…ㅎ

ま、誰にも負けたくなんてないけどね。




지웅
지웅
ふぅ〜ん…ㅎ






     〈 ジウン side 〉


ジウン
ジウン
あれ、スマホどこやったっけ


部屋中のどこを探しても、一向に見つかる気配のない俺のスマホ。(

……あれ、おかしいなぁ。ついさっきまで触っていたのに。


一体どこに置いてきてしまったのだろうか。

ジウン
ジウン
あ、リビングのソファー


そうだ、あの時はたしか、

キッチンでドリアンを切るハオから、
逃げるのに夢中になっちゃってて スマホの存在を
忘れて部屋に来たんだった。(


そのことを思い出し、
自分の部屋から出てリビングへと向かった。



でも、それが良くなかったみたい。



ジウン
ジウン
💭 もう流石に終わってるでしょ


そう思い、ドアノブに手をかける。

하오
하오
僕は好きだよ、あなたの下の名前のこと


ドアを開けようとした時、そう誰かに話しているハオの声が聞こえてきた。

ジウン
ジウン
…………


わかってはいた、ハオのあなたの下の名前ちゃんに対する気持ちなんて。

むしろ、知らないふりをするほうが難しいぐらい。


でも、いざその気持ちを直接耳にするのは、思っていた以上に胸が強く苦しめられ辛かった。

ジウン
ジウン
💭 ほんと、むかつくな〜…ㅎ


そうだんだん心の中が、真っ黒に染まっていく。


あぁ、早くここから動かないと。

これ以上、可愛い弟たちに対してこんな感情・・・・・を抱きたくない。


そんな自分の気持ちとは裏腹に、身体は硬直してしまい全くと言っていいほど動けそうにもない。

한빈
한빈
僕も、あなたの下の名前ちゃんのこと大好きです
ジウン
ジウン
っ……


もうやめろって、そんなこと聞きたくないだってば。

俺に追い打ちをかけるかのように、そうハオに自分の気持ちを伝えるハンビナ。


ハオとハンビナ…

いや、みんなか。みんながあなたの下の名前ちゃんのことを__



………こんなの、こんなのってあんまりなんじゃない…?ㅎ


だって、俺のほうが、俺のほうがもっと

……いや、違う。

誰にも負けないくらい、俺はあなたの下の名前ちゃんのこと



ジウン
ジウン
" 愛してる " のに





神様、どうか教えてください。

こんなにも自分勝手な俺は、一体どうすればよいのでしょうか。

あなたの下の名前ちゃんが、彼女が俺だけを見てくれるためには、一体何をしたらよいのでしょうか。


もし、彼女が手に入るのであれば、俺はなんだって・・・・・しますから__






っ……
ジウンイ、ヒョン……







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