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第15話

14話:1年A組へ
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2026/03/01 07:37 更新


久しぶりに雄英高校の制服に袖を通した。


姿見で確認した自分の姿は


一年前と何も変わらない。


相澤「準備できたか?」


扉越しに聞こえるそんな声を耳にして、


あなた「はい」


そう言いながら、扉に手をかけ


先生の待つ方へ向かった。


扉を開けると先生が立っている……。


あなた「なんかちょっと変な感じしますね」


自虐のように笑ってみせたけど、


相澤「そんなことない、いつものあなたの名字だ。行くぞ。」


そんな言葉を返された。

 
『いつもの』…。その何気ない言葉に少しだけ救われたような気がした。


自分だけ、一年前に置いてかれたような、そんな気がしていたけど…。


それでも、私が私であること…これだけはきっと、何年経っても変わらない。


あなた「はい!」


相澤先生についていき、


1年A組…と書かれた大きな扉の前まで来た。


教室の中からは、何やら楽しそうな声が聞こえてくる。


相澤「説明するから、呼んだら中に入ってこい」


あなた「はい。」


相澤先生はそのまま、教室へ入って行った。


相澤先生が教室に入ったとたん、先ほどまで騒がしかった教室は一瞬で静かになった。


この感じは一年前と変わっていない。


A組の教室のドア、こんなに大きかったっけ。


そんなことを思いながら、教室に手を当て


一年前の入学式の思い出に浸っていた。


相澤「あなたの名字、入ってこい」


大きな扉に手をかけ、


重い扉を引きずる。


徐々に広くなる扉の隙間から


眩しすぎる光が差し込んだ。


教室の中は進み、生徒一人ひとりの顔を見てみる。


その中には、緑谷くんを含めたU SJで会った子が何人か。


教壇の前まで行き、


私は大きく息を吸い口を開いた。


あなた「あなたの名字あなたです。訳あって休学してたので、一応皆んな一歳だけより年上です」


あなた「でも、敬語とか使わずに普通に話しかけてください」


そう言ってわたしはみんなに微笑んだ。



馴染めるかどうかは何も気にならなかった。



ただ、、、また、この教室で学べることが何よりも嬉しかった。






______「A組の生徒」

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