第46話

小さな幸せ
4,289
2021/02/05 12:58
五条
五条
お疲れサマンサ〜♪
後ろからかけられた声に振り返る。
そこにはえらくご機嫌な担任の姿があった。
伏黒
伏黒
…五条先生
軽くため息をつきながら短く答える。
伏黒
伏黒
なんですか?
五条
五条
いや〜…聞いてよ恵〜!
腐ったミカンがね?うるさいったら、もう!
僕の愛しのハニーを復帰させろーとか跡継ぎを渡せーとか、そりゃまぁ煩いわけなの!
話を聞いた伏黒はやっぱりな、と思いながらも真面目に返答をすることにした。
伏黒
伏黒
あなたさん復帰するんですか?
お子さんは?
五条
五条
ん〜?僕のエンジェル達は天祥家のひみつのお家でお留守番かなぁ〜僕の子ってだけで命狙われるからねぇ〜♪
軽くそう言う五条だが、サラッとすごいことを言っていることを自覚して欲しい。そんな最強に呆れた伏黒は今度は深くため息をついた。
伏黒
伏黒
今、お子さん何歳ですっけ?
五条
五条
おっ!いい質問!
えっ〜とね〜…一番上の子が上が9歳で、2番目の子が7歳、真ん中ふたりが4歳、んで末っ子ちゃんが2歳!
そうこの最強の男、この風貌(不審者予備軍)をしてはいるが5人の子の父なのである。
五条
五条
みんな恵に会いたがってたよ?
次の休み家くる?あなたも喜ぶだろうしさ!
伏黒
伏黒
そうですね、久しぶりにお邪魔します
五条
五条
OK!んじゃ、あなたに言っとくね!
スマホを片手にそう言うと五条はスタスタと何処かに歩いていった。それを見送ったあと伏黒も任務先である仙台市へと向かうべく高専の門を出た。


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(ry
五条
五条
たっだいま!あなた〜!!
夢主
おかえりなさい、悟
勢いよく開かれたドアから長身の男が現れる。
いつもしているアイマスクを外してクタクタと体重をかけてくる。
五条
五条
つっかれた〜…本当に人使いが荒すぎるよね
かけられていた体重が無くなるが、その代わりにかギュッと抱きしめられる。
夢主
ご飯できてますよ、それとも先にお風呂ですか?
五条
五条
ん〜…あなたがいいなぁ♡
夢主
だ、ダメですッ…////
そう言ってそっぽをむくと五条は唇を尖らせてちぇっと拗ねる。すると、何かを思い出したかのように五条があっ!と呟いた。
五条
五条
そういえばさっきね〜宿儺が受肉しちゃったんだよねぇ〜まじウケるよねwww
旦那の口から伝えられた情報にあなたは固まった。
ピシッと石のように固まった。
夢主
ウケませんけどっ!?
それ大丈夫なんですか!?と続けて呆れ顔で旦那の顔を見る。が、旦那である五条はえ〜大丈夫でしょ〜、とヘラりと笑ったのであった。





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いきなり話が飛びまくっていますが許してください…私には小説を書く才能がないんだ…😭

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