警察と救急隊がタイミング良く到着。
師匠を拘束してもらい、
私は手当てをしてもらった。
救急隊の人は、一瞬戸惑うも、
私の言う通りキツく固定してくれた。
後ろから懐かしい声が私の名前を呼んだ。
振り向くと、黒いモヤの中から
手を伸ばす男子と目が合った。
地面から離れた上空約50mほど。
眼下には、手負いのヒーローたちと
無限に増え続けるトゥワイスの姿があった。
トゥワイス………考えられるのはトガヒミコか。
雨水を操作して下のトゥワイスたちの数を減らしていく。
恐らく群訝の勝敗が、
そのままこの戦いの勝敗に直結する。
AFOの個性を考慮して人員を割かなかったが、
今はそんな事言ってる場合じゃない。
死ぬ気でとめる、ソレ以外ない !!
vsA組のときに使った巨大な水の塊をつくる。
それを思いっきり地面に打ち付けて
トガトゥワイスを一掃する。
まぁ、そりゃそうだよな。
もうとっくに限界。
師匠と戦って体力もゼロに等しいし。
個性も使いすぎて、目の前が歪み始めてる。
おまけに右腕は、動かすだけで精一杯、
力なんて入らない。
増え続けるトガトゥワイスを倒しながら、
心配そうに見つめる響香たちを見て笑ってみせた
私たちは背中を合わせて
暗い視界に灯る小さな希望の光目掛けて一歩踏み出した












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。