第7話

第6話『発展途上のエチュード③』
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2025/04/19 08:25 更新
・km、kk視点です。
・キャラ崩壊、解釈不一致にご注意ください。
・実はkm✖️kkにしたいと後悔してます()
・少し不穏…?
・それでは本編へ〜!スリー、ツー、ワン、ゴー…?



















しゅうっ!
みんなが入るから入りたい、という圧倒的に長続きしない理由で吹部に入ってしまい、楽器も決めれずあぶれていたところをチューバの綾瀬先輩に拾われた。

チューバパートは人数が少なくて、先輩たち3人、新入生自分入れて2人だった。楽器の人気は顕著に出るってうたくんが言ってたけど、こういうことか…。
こむぎ
人結構少ないんすね。チューバカッコいいのに。
tub.パートリーダー
あはは。嬉しいな。
でも5人でも結構多い方だよ。チューバは基本2、3本とかなんだ。
モブ部員
モブ部員
『低音はあくまで隠し味』、だもんねー。
確かに低音はあんま目立たない。華々しいトランペットやトロンボーンに人気が集まり、デカイけど重そうで暇そうなチューバは人気が少ないというのはどこか納得だった。
こむぎ
低音いっぱいいてもいいと思いますけどねぇ。
tub.パートリーダー
バスクラ、バリサク、ファゴット、コンバス、とかも同じメロディ吹いてるからそんなに人数いらないんだ。
モブ部員
モブ部員
チューバがいなくても実はギリ吹部回るは回るんだよね…
こむぎ
先輩それ絶対言っちゃアカンやつじゃ…
tub.パートリーダー
大丈夫。私も実は薄々感じてた。
こむぎ
先輩も!?
低音の人なんかあれやな。自己肯定感が低い人多いなー。俺あんま盛り上げるキャラでもないし周りもそれに便乗する人たちでもなさそうやし、落ち着いて練習できそうなパートやな。
sax.パートリーダー
やっほー!元気してるー!?
んーー無理だなーーー。この人サックスなのに何でチューバの部屋おんねん。帰れや。
tub.パートリーダー
帰れやぁ…
こむぎ
ン゛ッ…w 
モブ部員
モブ部員
ブグッ…ww
予想外の来客、成島先輩と綾瀬先輩のどストレートな悪口に先輩と俺は思わず吹き出してしまった。
sax.パートリーダー
ひぃーどいよぉー!友達じゃん!
tub.パートリーダー
友達でもうるさいのは無理…帰って…
sax.パートリーダー
やだー…うちの変な後輩しかいない…
tub.パートリーダー
…ドンマイ
サックスパートはとにかくてんてこまいなようだ。
楽器自体の人気も高いし、部員の性格も陽キャっぽいような人が多い。サックスパートに集まった新部員たちも何やら曲者たちが多そうだったのを思い出した。

それで思い出した。
山田は何か問題を起こしてないか。
こむぎ
…山田アイツ大丈夫かな…
つい言葉がぽろりと零れ落ちた。
アイツは初対面の人でも萎縮せずズンズンいくから、超絶仲良くなるか超絶仲悪くなるかの二択なんよなー。
サックスパートの人たちとは相性はそこそこ良さそうだったからそこまで心配はしてない。でもやらかしていないだろうなと言う信頼もしてない。
sax.パートリーダー
え!?君もしや山田君の顔見知り!?
こむぎ
はい、中学一緒っす
sax.パートリーダー
あの子の取り扱い方教えて〜!なんかもうすごい暴走してるんだよ〜!
tub.パートリーダー
先輩として情けないと思わないの…?
やっぱりか……とため息が出る。
綾瀬先輩がチャチャを入れるも成島先輩は疲労困憊でお手上げと言わんばかりに目が潤んでいる。そこまで先輩が追い詰められるって、あいつまじ何やってんだw

sax.パートリーダー
そんなこと言ってる場合じゃないの!
水色の君!サックスの部屋きて!
こむぎ
はい!
先輩でも手がつけられないとか、本当何やってんだか。
そう心の中でぶつくさ言いながら、抱えていたチューバを置いて成島先輩に着いて行く。


これからもこんな事があるのかな。あったら面白いけど、集中してる時とか来られるとめっちゃ腹立つな。


マウスピースの音、か細い楽器の鳴る音、規則的に聞こえるカチカチと言う音、先輩たちの教える声、成功を喜ぶ同級生や先輩たちの声、いろんな音が飛び交う廊下を走りながらこれからの3年に思いを馳せた。
夕方特有の日差しがきつい音楽準備室、打楽器は人数が多いのと大きい楽器の多さでぎゅうぎゅう詰めだった。
先輩も新入生も地べたに座り、マレットとスティックのの持ち方を指導を受けている。
pe.パートリーダー
マレットとかスティックは親指と人差し指で支えるの。基本的にアメリカングリップってやつだな。
モブ部員
モブ部員
他にも種類はあるんだけど、高校の吹奏楽部で採用されてるのはコレね。
へぇ…
静かに話を聞いていると音楽室側のドアが開き、飛石先生が顔を出した。
少しキョロキョロするとパーリーパートリーダーの剣崎先輩に少し手招きする。
飛び石のしゅん
寛也君ちょっといいですか?
サンフェスのことでお話が…
pe.パートリーダー
あ、はい!
pe.パートリーダー
わり、呼ばれちった。
大倉ぁ!あと頼む!
モブ部員
モブ部員
はーい!いってらー!
剣崎先輩が立ち上がって準備室を足早に去る。
さっき飛石先生が言ってた『サンフェス』ってなんだ…?
大倉先輩が、剣崎先輩の説明を受け継ぎ何事もなかったように話が続いている。同級生達も先輩達も『サンフェス』のことについてはノータッチだった。






大倉先輩の説明が終わり、マレットの持ち方を実際にやってみているところに剣崎先輩が戻ってきた。
pe.パートリーダー
ごーめんごめん!遅くなった!
モブ部員
モブ部員
遅い!もう実践入ってるよ!
pe.パートリーダー
げ、そんな進んでんの!?新入生飲み込み早〜…
モブ部員
モブ部員
ま、つべこべ言ってないで!剣崎も手伝ってよね。

剣崎先輩と大倉先輩は恋仲らしい。
2年生の梶浦先輩から聞いたけども、二人の間柄はでまかせかもしれないし本当かもしれないという微妙な距離感で、なんだか焦ったく感じる。
でも人の恋路に首を突っ込みたくないし、突っ込まれたくもない。本人達は至極真っ当にやってるだろうし、俺たちが茶化すのも違うだろうし。


18時を知らせるチャイムが鳴る。そろそろ下校に向けて準備をする頃。パーカスもそろそろお開きにするかぁというムードのころ、またまた何人か来客が来た。
fag.パートリーダー
…あ…
pe.パートリーダー
…よぉ
fag.パートリーダー
ごめん、んでもない
pe.パートリーダー
モブ部員
モブ部員
(…今のはファゴットの…)
先輩達の険悪な雰囲気の中、新入生は狼狽えることしかできなかった。
月兎
月兎
マジで申し訳ございませんでした。
月兎
月兎
現実がすごくドタバタしており、これからも結構投稿頻度が低くなると思われます。
月兎
月兎
本当に申し訳ございません…

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