第154話

思う壺
1,258
2020/03/02 03:55






菊池side










ちわっす、菊池っす。










最近全然更新しねぇなおばさんって思ってたっしょ。










そう。俺らもそう思ってる。こいつが書いてくれねぇと










俺ら仕事ねぇから。笑










今日もうちのわがままお姫さんが悩んでるみたいですよ。










この優しい菊池風磨が聞いてあげようじゃないか!!←










菊池「どったの。」










姫澤「……健人くん怒らせた。」










菊池「なんで」










姫澤「学校休校になったじゃん?」










菊池「なったね。あれか。そんでお前遊びに行ったのか。」










姫澤「違うよ。違くて。仕事で課題取りに行けなかったから

健人くんと一緒に学校行ったの。」










菊池「ほぉ。」










姫澤「そしたら、健人くんがすぐ帰ってくるから

ちょっと待っててね。って取りに行ってくれて

でも健人くんクラスも知らないし先生も知らないだろうからって

あとから気づいて追いかけたんだけど」










菊池「……そんとき男に捕まったと。」










姫澤「……そう…同級生に……」










菊池「涙だ。涙。」










姫澤「涙……?泣くの?」










菊池「そう。泣くの。」










姫澤「許してくれるかな……?」










菊池「あいつは女の子泣かせるなんて

ありえねって思ってるから絶対許す。

特にお前なんて中島大好きなんだからすぐ許す。」










姫澤「…行ってくる!!」










菊池「頑張れ。」










こうしてあなたは戦いに挑んでいったのであった……って










すんごい昔話感。←










______










コンコン










中島「どーぞ。」










姫澤「……健人くん…泣」










中島「え。ちょ、あなたどうしたの。」










姫澤「さっきは、ごめんなさい。泣

もう、しないように、気をつけるからっ…泣」










そう言いながら俺の前で肩を震わせ










目に涙をためる俺の姫。←










中島「あ、お、俺が悪かったね。

あなたのこと一人にさせた俺が悪かった。

ごめんね。あなたは悪くないよ。」










そうやって抱きしめると










俺の腕の中でごめんなさいごめんなさいってあやまるあなた。










中島「ごめんごめん。あなたは謝んなくていいんだよ。

俺が悪かった。な?」










姫澤「一緒に帰ろ…?」










中島「ん。いいよ。」










後々知った。これが作戦だったこと。










とことんあなたには甘いなぁ。そう思ったときだった。










あ。俺泣き虫な女の子好きじゃないから。










でもあなたは例外。可愛いからね♡←結局顔かよ王子by菊池

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