菊池side
ちわっす、菊池っす。
最近全然更新しねぇなおばさんって思ってたっしょ。
そう。俺らもそう思ってる。こいつが書いてくれねぇと
俺ら仕事ねぇから。笑
今日もうちのわがままお姫さんが悩んでるみたいですよ。
この優しい菊池風磨が聞いてあげようじゃないか!!←
菊池「どったの。」
姫澤「……健人くん怒らせた。」
菊池「なんで」
姫澤「学校休校になったじゃん?」
菊池「なったね。あれか。そんでお前遊びに行ったのか。」
姫澤「違うよ。違くて。仕事で課題取りに行けなかったから
健人くんと一緒に学校行ったの。」
菊池「ほぉ。」
姫澤「そしたら、健人くんがすぐ帰ってくるから
ちょっと待っててね。って取りに行ってくれて
でも健人くんクラスも知らないし先生も知らないだろうからって
あとから気づいて追いかけたんだけど」
菊池「……そんとき男に捕まったと。」
姫澤「……そう…同級生に……」
菊池「涙だ。涙。」
姫澤「涙……?泣くの?」
菊池「そう。泣くの。」
姫澤「許してくれるかな……?」
菊池「あいつは女の子泣かせるなんて
ありえねって思ってるから絶対許す。
特にお前なんて中島大好きなんだからすぐ許す。」
姫澤「…行ってくる!!」
菊池「頑張れ。」
こうしてあなたは戦いに挑んでいったのであった……って
すんごい昔話感。←
______
コンコン
中島「どーぞ。」
姫澤「……健人くん…泣」
中島「え。ちょ、あなたどうしたの。」
姫澤「さっきは、ごめんなさい。泣
もう、しないように、気をつけるからっ…泣」
そう言いながら俺の前で肩を震わせ
目に涙をためる俺の姫。←
中島「あ、お、俺が悪かったね。
あなたのこと一人にさせた俺が悪かった。
ごめんね。あなたは悪くないよ。」
そうやって抱きしめると
俺の腕の中でごめんなさいごめんなさいってあやまるあなた。
中島「ごめんごめん。あなたは謝んなくていいんだよ。
俺が悪かった。な?」
姫澤「一緒に帰ろ…?」
中島「ん。いいよ。」
後々知った。これが作戦だったこと。
とことんあなたには甘いなぁ。そう思ったときだった。
あ。俺泣き虫な女の子好きじゃないから。
でもあなたは例外。可愛いからね♡←結局顔かよ王子by菊池
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。