前の話
一覧へ
次の話

第4話

地獄の底からこんにちは
28
2026/02/16 15:15 更新
























あなた
……はっ、がはっ、……ごほっ!!






肺胞が爆発するかと思った。



無理やり肺に流れ込んできたのは、血の匂いでも雨の湿気でもない、



空調管理された乾燥した大気だ。






あなた
……あ、……、……え?






指先に伝わるのは、泥にまみれたコンクリートではなく、シーツの感触。









脱ぎ捨てたスーツ、空になった酒瓶









視線を巡らせれば、そこには見慣れた自室がある。









私は震える手で、枕元のスマートフォンを掴み、画面を点けた。









(……日付が、数ヶ月前に戻っている……?)







(生きている……??)









画面に表示された日付は、死の日から数ヶ月前を指している。











(時計を誤魔化すのは容易い。カレンダーを偽装するのも可能だ。)










これは組織の内部紛争における攪乱工作か?







それとも、高度なサイバー攻撃による隔離環境への閉じ込めか?







私は机の上に置かれたPCへと這いずり、起動させた。






まずはネットワークの同期状況、そしてローカルのシステムログを洗う。



















(……矛盾がない。ログの整合性は完璧だ。





だが、このPCの中に保存されている[ CLASSIFIED: OPERATION LOG ]






これの更新日時が未来の日付になっている?なぜ?どうやって?





PCの内部設定上、そんなことはできないはずだ)




















(未来の日記……? いや、辻褄が合わない。誰が、何の目的で……)








そこには、私が書いた覚えのない────────







だが、確かに私自身の癖が染み付いた言葉で、「未来の出来事」が詳細に綴られていた







自分がこれから関わるはずの任務、遭遇する人物、そのすべてがそこには記されていた

















(確かに私は日記をつけていた、だが、未来のことを書くなど悪趣味な事はしていない)










(今見ているものはすべて私の脳が作り出した虚像という可能性は?






精神疾患? 解離性障害による記憶の欠落と捏造?






……いや、それにしては情報の解像度が高すぎる。異能力・・・による精神浸食か?






脳内に「偽の過去」を植え付け、主観的な時間感覚を狂わせる攪乱。






……あり得る。ヨコハマでは、それが最も合理的な説明だ)















そうだ。何者かの異能力によって、私の認識が歪められているだけだ。









そう結論づけようとした瞬間、一つ、不可解な点がある



















(待て。もしこれが異能力による「認識の書き換え」なら、なぜこの部屋の微細な変化までもが「数ヶ月前」の状態と完全に一致している?







埃の積もり方、使いかけの薬品の残量、窓の外の植生の成長具合







……認識を操作するだけで、これら全ての物理的エントロピーを巻き戻すことなど…………)
















不可能だ・・・・













時間は不可逆な熱力学的ベクトルであり、エントロピーが増大する一方の閉鎖系宇宙において、逆行など物理法則への冒涜に他ならない。






私の高性能な脳が導き出す結論が、私の知識のすべてを嘲笑いながら、一つの答えへと収束していく。





















(……まさか。本当に、時間が遡行・・したというのか……?)


















あり得ない。あってはならない。





そんなバグが許されるなら、私の積み上げた論理も、世界を律する物理法則も、すべては紙屑に等しい。























だが…………





精神疾患の可能性もゼロ、異能力による影響という可能性もゼロとなると…………
































あなた
…………神の御業?











口にした瞬間、猛烈な吐き気がした。








合理的で、徹底した無神論者であるこの私が、あろうことか「神」などという非論理の極致を、








事象の解として選択しかけた。







自身の脳の機能不全を疑う以上に、救いようのない知的敗北ではないか。








あなた
ひ……っ、ふふ、あはははは! 冗談でしょう!? 私としたことが、何を口に……!










私はこみ上げる笑いを抑えきれなかった。



事実は認めよう。時間は遡った。



だが、それが神の仕業だなどと、誰が証明した?



高次元生命体による干渉、あるいは未知の物理現象。



この世には、未だ人類が定義できていない「変数」がいくらでもある。



神なんて単語を本気で信じるくらいなら、私は迷わず自分の頭を撃ち抜いてやる。









あなた
そうよ、これはどこかの誰かが仕組んだ、極めて悪趣味な心理実験。あるいは、宇宙規模の巨大なバグ……













私はこの滑稽な結論を笑い飛ばし、もう一度ログを再検証しようと画面に目を戻した。













あなた
…………は?



















[ CLASSIFIED: OPERATION LOG ]



















【再起動:プロトコル実行】














【対象:あなた / タイムスタンプ:リセット】


























君には、もう一度チャンスを与えよう。












これは慈悲ではない。君のその不敬を「反省」させるためのリテイクだ。










さあ、特等席で見守らせてもらおう。











「次は、もっと私を楽しませておくれ。神殺しの反逆児さん」












かみさまより♪













あなた
…………っ!!!









何たる屈辱。





私は鑑賞動物か何かか!?!?





心底嫌気がさした





あぁ、神という存在に嫌気がさしているわけではない、決して





仮にこれを仕組んだ奴が神を自称しようと、創造主を気取ろうと、そんなものは全て立証不可能。





だが、この「何か」が、私の死を、私のプライドを、特等席でポップコーンでも食べながら鑑賞し、弄んでいるという事実だけは、明確に「敵対事象」として私は解釈した
















あなた
……リテイク? 反省? ……ああ、そう。いいわ、わかったわよ








私は、神の存在など、依然として認めない。









だが、この現象を操作し、今も私を「観測」しているナニカ・・・が居る。









ならば、便宜上その未知の存在を『存在X』と仮定する。






あなた
納得はしていない。断じて認めてなどいない。


あなた
……だがら、この『存在X』を、この盤面から引きずり下ろして殺す。









私は怒りに突き動かされるまま立ち上がった。








今すぐ、この盤面を支配する不条理の根源に中指を立ててやりたかった。








しかし、復讐のために「最初の一歩」を踏み出そうとした、その瞬間。







あなた
っ、……ぅ、あ…………







膝から崩れ落ちた。







全身の毛穴が逆立ち、指先が凍りついたように動かない。









視界が急激に明滅し、あの時の「最悪の記憶」へと塗り替えられていく。









激しい雨の音。








鉄錆びの匂い。








そして、目の前で銃口を向けていた、少年の底なしの瞳。














(……やめろ。思い出すな……!)












額の、あの弾丸が貫通した一点が熱を持っているようで







怖くて額を手で押さえた









肺が酸素を求めて、呼吸が浅く早くなった












(過呼吸…………!!)
















あなた
(クソっ、まだ太宰に恐怖を抱いているというのか!!)


















ただの残像だ。ただの電気信号だ。












そう自分に言い聞かせても、一度刷り込まれた「死」への恐怖が、喉を締め上げてくる。
















(怖い……。……嫌だ、あいつにだけは、会いたくない……!)



















床に手をつき、情けなく震える自分があまりに惨めだ







存在Xを殺すと豪語したくせに、まだ恐怖を捨てきれていない







このままでは、私は復讐どころではない


















あなた
…………ふ、ふふ。












私は震える右手を、左手で無理やり掴み、その爪が食い込むほど強く握りしめた













あなた
認めなさい、私。私は今、死ぬほど太宰が怖い。生物として、死を拒絶するのは、至極まっとうな生存本能Bio-logic











そう、怖くて当然なのだ。












あいつは私を殺したのだから



















私は、ガタガタと鳴る歯を食いしばり、自らの頬を平手で思い切り叩いた










パチン、と乾いた音が室内に響き、痛みが自分を冷静にしてくれた。



















あなた
……怖いから、だから何だっていうのよ!


あなた
恐怖なんてものは、所詮は神経系の信号よ! 克服する必要すらない
……この震えも、この反吐が出るような屈辱も、すべてを太宰治を、そして『存在X』を粉砕するガソリン


あなた
自称・創造主様、最高の配牌をありがとう!!


あなた
地獄の底からこんにちは、地獄

あなた
​───────仕事の時間よ





















プリ小説でいろいろ見漁って



すごい!!この人の文章、すごくきれい!!!



って感動して色々みてたら



どうやらAIで書いているらしく



…………えぇ?



AIで作ったものを投稿するのは、一体何欲なんですか…………??



…………分からない…………



AIで作ったものを評価されて何が嬉しいんだろう、嬉しいかぁ??



AIの使いかたうまいですね!って言われてるだけじゃない



ってなった昨今の自分です



AIで小説ってかけるんだ…………





それはそうとて、



この小説内で時間が巻き戻るのはあり得ない!ってちょこちょこ言ってましたが!!




私は、時間は巻き戻る、と考えてます!




これよりした、持論をぶちまけてしかいません、見なくて大丈夫です













「時間は過去から未来へ一方向に流れる」


そんなものは、人類が勝手に作り上げたマクロな視点による「統計的な錯覚」に過ぎません。


断言します。物理学は、いかなる条件下においても「時間の逆行」を制限してはいません。


物理学の基本法則、その根幹には「T対称性(時間の可逆性)」が存在します。
アイザック・ニュートンが証明した「物理法則の普遍性」。

そして、それを数学的に決定づけたのが、天才数学者エミー・ネーターによる「ネーターの定理」です。


彼女は、「物理法則が『時間』の経過によって変化しないのであれば、エネルギーは保存される」ということを証明しました。


ここで、ボールを落とす動画を想像してください。
それを「逆再生」したところで、ボールを上空へ上げている動画になります


…………分からないんです!!!!


元々の動画が、ボールを”上げている”のか”落としている”のか!!




👏 ここが大事!



多くの人が「時間は戻らない」と誤解する原因。それが「エントロピー増大の法則(熱力学第二法則)」です。


今回の文章中にもあったエントロピーとは、簡単に言えば「乱雑さ(バラバラ度)」のこと。


ボールが地面を叩いたとき、エネルギーは音や熱として周囲へ散逸(分散)し、エントロピーは増大します。


そのエネルギーがばらばらになったことで私たちは時間を認識しているわけですが、それは置いといて




つ・ま・り・は!



時間というエネルギーが何にも阻害されない、というなら、時間は逆再生可能という事になる!!


アインシュタインの相対性理論が示す通り、時間は引き伸ばされ、停滞し、歪むもの。


物理学がこれほどまでに時間の自由を認めているのなら。


時間は、巻き戻ります









…………なんちゃって、持論ぶちまけてすみません




物理学、楽しいですよ😉




プリ小説オーディオドラマ