第9話

9,呪胎戴天 壱
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2026/04/03 02:29 更新
伊地知さん
我々の〝窓〟が呪胎を確認したのが3時間ほど前
避難誘導9割の時点で現場の判断により施設を閉鎖
半径500m内の住民も避難が完了しています
虎杖 悠仁
伊地知さん質問
〝窓〟って何スか?
伊地知さん
〝窓〟というのは呪いを視認できる高専関係者のことです
伊地知さん
術師ではないですが
虎杖 悠仁
あ~なるほど
伊地知さん
続けますよ
伊地知さん
〝受刑在院者第二宿舎〟5名の在院者が現在もそこに呪胎と共に取り残されており
呪胎が変態を遂げるタイプの場合、特級に相当する呪霊になると予想されます
夢主&伏黒&釘崎
特級、!
虎杖 悠仁
なあなあ、俺特級とかまだ
イマイチ分かんねえんだけど
伊地知さん
では、バカでもわかるように説明しましょう
伊地知さん
まずは4級
木製バットで余裕です
3級
拳銃があればまあ安心
2級
散弾銃でギリ
1級(準1級)
戦車でも心細い
そして特級
まあ、クラスター弾でのじゅうたん攻撃でトントンでしょうかね
虎杖 悠仁
やっべえじゃん!
伏黒 恵
本来呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ
今日の場合だと五条先生とかな
虎杖 悠仁
そ…そっか
虎杖 悠仁
…で、その五条先生は?
あなた
出張中だよ
虎杖 悠仁
ああ?
あなた
そもそも五条先生は高専でプラプラしてていいような人間じゃないんだよね、
伊地知さん
残念ながらこの業界は人手不足が常
手に余る任務を請け負うことは多々あります
伊地知さん
ただ今回は
緊急事態で異常事態です
絶対に戦わないこと
伊地知さん
特級と会敵した時の選択は逃げるか死ぬかです
伊地知さん
自分の恐怖には従ってください
伊地知さん
君たちの任務はあくまでも生存者の確認と救出であることを忘れずに











その時、










岡崎の母
あの!あの、正は…
高専スタッフ
ダメです
下がって!下がってください!
岡崎の母
正は…息子の正は
大丈夫なんでしょうか!?
高専スタッフ
落ち着いてください
高専スタッフ
危険ですので下がってください
伊地知さん
面会に来ていた保護者です






伊地知さんは私たちに聞こえるようにそう言った。






その後、保護者に向かって、
伊地知さん
お引き取りください
伊地知さん
何者かによって施設内に毒物がまかれた可能性があります





と言った。




伊地知さん
現時点で、これ以上のことは申し上げられません
岡崎の母
そんな…
岡崎の母
ウウッ……

どうして…
岡崎の母
どうしてこんなことに…




虎杖 悠仁
伏黒 釘崎 あなたの名字
虎杖 悠仁
助けるぞ!
釘崎 野薔薇
当然






虎杖くんに答えたのは野薔薇ちゃんだけで、

私と伏黒くんは答えられなかった。


私は、、なんとなく嫌な予感呪霊が変態を遂げてる気がして、

中に取り残された人が

正直生きてると思えないから。




そして私達は中に入るために通路みたいな所を渡っている。




伊地知さん
お気をつけて
伊地知さん
とばり〟を下ろします
伊地知さん
〝闇よりでて闇より黒く そのけがれをみそぎ祓え〟
虎杖 悠仁
うん?
夜になってく!
伏黒 恵
帳だ
今回は住宅地が近いからな
伏黒 恵
外から俺たちを隠す結界だ
虎杖 悠仁
すげえな!
釘崎 野薔薇
無知め
伏黒 恵
〝玉犬〟!
伏黒 恵
呪いが近づいたらこいつが教えてくれる
虎杖 悠仁
そっかそっか
お〜よすよす
頼りにしてっからな
あなた
玉犬モフモフし心地いいよね〜
伏黒 恵
早くしろ






そして私達は中に入った




伏黒 恵
行くぞ






そして中の少し奥の方まで進むと、




伏黒 恵
待て!
虎杖 悠仁
ウォッ!
釘崎 野薔薇
ゲッ!






そこには    呪霊の生得領域   が広がっていた。


最悪だ、


嫌な予感が当たった、、




釘崎 野薔薇
なにこれ?
虎杖 悠仁
ど、どうなってるんだ?
虎杖 悠仁
2階建ての寮の中だよな ここ
釘崎 野薔薇
お…お…落ち着け!
メゾネットよ
夢主&伏黒
(違うよ…/違えよ)






呪力による生得領域の展開

こんなに大きなものは初めて見た

ほんとに嫌な予感当たっちゃった、、、




伏黒 恵
ハッ…!

扉は!
虎杖 悠仁
えっ?
釘崎 野薔薇
うん?
あなた
……、扉、ないね
釘崎 野薔薇
なんで!?私たち今ここから入ってきたわよね?
虎杖&釘崎
どうしよう ア それどうしよう
伏黒 恵
大丈夫だ
こいつが出入り口のにおいを覚えてる
虎杖&釘崎
あらまあ
釘崎 野薔薇
グッボーイ!ジャーキーよ!ありったけのジャーキーを持ってきて!
伏黒 恵
緊張感!
虎杖 悠仁
やっぱ頼りになるな伏黒は
虎杖 悠仁
お前のおかげで人が助かるし、俺も助けられる
あなた
にしても…もう帰りたい
あなた
宿儺の件の次に嫌だよ
伏黒 恵
あなたの名字に帰られたらこっちが困る
あなた
いや、私がいても何にも変わんないよ?
伏黒 恵
変わるだろ、普通に
あなた
ていうか早く行こ






そして私たちはもっと奥に進んだ




そして、恐らく3人の遺体を見つけた。

1人は上半身が残っているが、それ以外の2人は骨だけだ。




虎杖 悠仁
アア…
釘崎 野薔薇
むごい…
伏黒 恵
3人…でいいんだよな
虎杖 悠仁
この遺体、持って帰る
釘崎 野薔薇
えっ?
虎杖 悠仁
あの人の子供だ。
釘崎 野薔薇
でも…
虎杖 悠仁
顔はそんなにやられてない
虎杖 悠仁
遺体もなしで〝死にました〟じゃ
母親としたら納得できねえだろう





それはそうだよ?それはそうだけどさ、、

その時、伏黒くんが虎杖くんを引っ張った。




伏黒 恵
あと2人の生死を確認しなきゃならん
あなた
その遺体は置いてって
虎杖 悠仁
冗談言うな!振り返れば来た道がなくなってんだぞ
虎杖 悠仁
あとで戻る余裕はねえだろう!
あなた
虎杖くん。
私たちは〝あとにしろ〟なんて言ってない。
〝置いてけ〟って言ってるの
虎杖 悠仁
えっ…
伏黒 恵
ただでさえ助ける気のない人間を死体になってまで救う気は
俺にはない!
虎杖 悠仁
助ける気がない人間だと!?
どういう意味だ?
伏黒 恵
ここは少年院だぞ
呪術師には現場のあらゆる情報が事前に開示される
伏黒 恵
〝岡崎正〟そいつは無免許運転で下校中の女児をはねてる
2度目の無免許運転でだ
お前は大勢の人を助け〝正しい死〟に導くことにこだわってるな
伏黒 恵
だが、自分が助けた人間が
将来人を殺したらどうする?
虎杖 悠仁
じゃ、なんで俺は助けたんだよ!?
釘崎 野薔薇
いい加減にしろ!
釘崎 野薔薇
もう!
あんたたち何やってんのよ
バッカじゃないの!
釘崎 野薔薇
少しは時と場所をわきまえたらどうなの…
そして野薔薇ちゃんは下に吸い込まれてった
虎杖 悠仁
くぎ…さき?






呪いの気配って玉犬が…
そう思って周りを見渡すと玉犬が壁に埋まって破壊されていた。

私も私でしくじった。

2人の喧嘩に気を取られすぎていた上に玉犬がいるから大丈夫だろうと思ってしまった。

待って、てことは…

特級呪霊が近くにいる




伏黒 恵
虎杖!あなたの名字!
逃げるぞ!
釘崎を探すのはそれからだ…
あなた
2人とも後ろっ…!






2人の後ろには呪霊がいた。

この生得領域を作った呪霊、、






動けない




恐怖で




もう帰りたいです!
最初の方虎杖と伊地知さんしか喋ってなかった、

これからもよろしくお願いします!

・・・≫呪霊戴天 弍



追記

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