ミンギュにスマホを貰ってから
私の一日は
ミンギュのメッセージから始まるようになった
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朝から元気なミンギュは
飼い主に懐いている犬のように思えた
かわいいなぁ と胸の鼓動が跳ねる
ミンギュが言うように今日は課題の会議をしようと
前々から約束していた日だった
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犬がいぬの絵文字を使っている と思って
吹き出してしまう
でもミンギュの問いは私も思っていたことだった
せっかくだから
私のお気に入りのカフェに誘ってみようかな
あそこならミンギュの好きな
アメリカーノも美味しいし 、、
そんなことを うだうだと考えながら
勇気をだして返信を送る
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『 り ょ う か い 』 となれない手つきで
入力する
まだまだ早く入力はできない
ミンギュはそんな私に合わせて
ゆっくりメッセージを進めてくれる
とことん優しいやつだ 。
続けて私は カフェの名前と住所を
ミンギュに送信する
私はこのお店の店名も可愛くてお気に入り。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。