第3話

日常
1
2026/02/27 09:00 更新
やっと本筋に入れた...
キャラが段々多くなっていくかもしれない…
……まぁいーや。
本筋にどーぞ
ドアを押す
軋むような音がして、視界の色が一気に増える

太陽はまだ出ていない
???
???
……早すぎた...
???
???
……まだ寝れる
ドアノブを引こうとする


……引こうとした


外から手が生える
???
???
…怪奇現象
???
???
違う!
???
???
相変わらず寝起きはテンション低いな
???
???
……起きてるか?セイ?
セイ
セイ
朝からうるさい……
セイ
セイ
黙れないの?​疾風
迅雷​疾風
迅雷​疾風
ひどい
迅雷​疾風
迅雷​疾風
ランニングするんだろ?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
おれも行く!
セイ
セイ
……はぁ
セイ
セイ
その前に羽をしまえ
セイ
セイ
目立つ
迅雷​疾風
迅雷​疾風
戻った?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
戻ったよな?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
うっし、行こうぜ
セイ
セイ
ちょっと待って
セイ
セイ
鍵閉める
迅雷​疾風
迅雷​疾風
閉めた?行こーぜ
迅雷​疾風
迅雷​疾風
早くしねーと朝日が見れない!
セイ
セイ
……1人で行けばいーじゃん…
迅雷​疾風
迅雷​疾風
おれはセイを誘ってんの!
セイ
セイ
お前が私に着いてきてるの間違いでしょ
迅雷​疾風
迅雷​疾風
う゛…
迅雷​疾風
迅雷​疾風
いーから行こーぜ!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
テンションいつも道理に戻して!
セイ
セイ
あーはいはい
セイ
セイ
行くんでしょ?
セイ
セイ
おいてくよ?
セイが走り出す
迅雷​疾風
迅雷​疾風
あー!待てよ!
迅雷が着いていく
セイ
セイ
うるさい
セイ
セイ
近所迷惑
迅雷​疾風
迅雷​疾風
じゃあ置いてくなよな!
セイ
セイ
……
セイが曲がり角を曲がる
それに迅雷が続きく

しばらくして、何もなかったような静寂が戻る



迅雷​疾風
迅雷​疾風
やっぱきれーだよな…
セイ
セイ
そーお?
セイ
セイ
こんなもんでしょ
セイが迅雷の視線を辿って返す


2人の顔が朝日に照らされる
迅雷​疾風
迅雷​疾風
テンション戻った!
セイ
セイ
いつもこうじゃん
セイ
セイ
なに言ってんの
迅雷​疾風
迅雷​疾風
……ところでセイさん
セイ
セイ
ヤダ
迅雷​疾風
迅雷​疾風
まだ何も言ってねーじゃん!
セイ
セイ
勉強以外なら聞いてやってもいーけど?
セイ
セイ
勉強のことじゃないよな?
セイ
セイ
ん?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
そこを、そこを何とか…!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
お願いします…!
セイ
セイ
あんなもん教科書読めば出来るじゃん
迅雷​疾風
迅雷​疾風
出来ねぇし!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
おれは天才じゃないの!
セイ
セイ
早くしないと学校遅れるぞー
迅雷​疾風
迅雷​疾風
あー!!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
誤魔化したなー!!
疾風がセイに続く
迅雷​疾風
迅雷​疾風
大丈夫だろ!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
皆がおれ等の朝ごはんも取ってくれてる!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
はず!
セイ
セイ
言いきってほしいな?
セイ
セイ
まず私達が寮にいるかどうか把握してないに一票
セイ
セイ
ほら、さっさと帰るよー
セイ、迅雷疾風は魔法研究機関所属学校高等部に属している。
魔法使いのみが入学できる学校だ。
唯、もともと魔法使いが少ないため、初等部、中学部、高等部の全校生を覚えようとすれば1ヶ月もかからないという人数だが。
全寮制の学校であり、主に赤、青、緑、黄、紫、白6つの寮に分けられる。
赤には炎
青には水
緑には風
黄には土
白には治癒
紫にはどれにも当てはまらないものが。
全ての寮が対立している。

1つの寮を除いて。

幻の黒。

黒は全てを使える全能者が。

それぞれの寮に通っている


1つ付け足すと寮は別だが、食堂や校舎は同じため、よく喧嘩になる。
迅雷​疾風
迅雷​疾風
なぁ、セイ~
セイ
セイ
ん~?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
絶対出遅れたよな……
セイ
セイ
そーだね
セイ
セイ
ドンマイ♪
迅雷​疾風
迅雷​疾風
はぁ?!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
セイも朝ごはん選べねぇだろ?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
選べねぇよな?!
セイ
セイ
私はキッチンを使えるんだな。
迅雷​疾風
迅雷​疾風
なんでだよ!!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
くっそ…不公平だぞ!う゛…肉がない…
???
???
またキッチンか?
セイ
セイ
お、お狐さん
​葛琥珀
​葛琥珀
その呼び方は止めなさい
​葛琥珀
​葛琥珀
葛さん、な?
セイ
セイ
うーす
セイ
セイ
で、キッチンの鍵は?
​葛琥珀
​葛琥珀
そういう言い方するなら無くなるよ?
​葛琥珀
​葛琥珀
キッチン使用権
セイ
セイ
さーせん
セイ
セイ
で?
​葛琥珀
​葛琥珀
…はぁ
​葛琥珀
​葛琥珀
はい、これ
​葛琥珀
​葛琥珀
使ったら返してね
セイ
セイ
あざーす
セイが鍵を回しながらキッチンの奥に消えていく
放送室から
♪キーンコーンカーンコーン
♪キーンコーンカーンコーン
​葛琥珀
​葛琥珀
あれ?
​葛琥珀
​葛琥珀
授業は?
セイ
セイ
ん~?
セイ
セイ
サボり~
​葛琥珀
​葛琥珀
…はぁ
​葛琥珀
​葛琥珀
…キッチンの鍵は?
セイ
セイ
返した~
セイ
セイ
私、お狐さんの授業サボっても怒らないとこ、嫌いじゃないよ
​葛琥珀
​葛琥珀
怒っても授業行くつもり無いだろ
セイ
セイ
よくお分かりで
​葛琥珀
​葛琥珀
…代わりに僕の研究を手伝ってもらうよ?
セイ
セイ
いーよー
セイ
セイ
今何してるんだっけ?
​葛琥珀
​葛琥珀
氷を思った形で出せる魔法具を作ってる
セイ
セイ
氷?
セイ
セイ
青寮にやらせた方が早いんじゃないの?
​葛琥珀
​葛琥珀
この学校は攻撃魔法ばかりしているからね
​葛琥珀
​葛琥珀
細かい制御が出来ないんだ
​葛琥珀
​葛琥珀
その点、君はそういうの、得意だろう?
セイ
セイ
ん~、ま、得意だけどさ~
セイ
セイ
他のやつには言うなよ?
セイ
セイ
私の魔法
​葛琥珀
​葛琥珀
…そのうちバレそうだけれど…
セイ
セイ
そのときはそのときでどうにかするからいーの!
セイ
セイ
研究室行くんでしょ?
セイ
セイ
速く
​葛琥珀
​葛琥珀
あぁ、今行く
​葛琥珀
​葛琥珀
…食器は片付けたかい?
セイ
セイ
片付けた!
セイ
セイ
遅い
​葛琥珀
​葛琥珀
君の、足が、速いんじゃ、ないか、
セイ
セイ
お狐さんの体力が無いの~
​葛琥珀
​葛琥珀
取りあえず、部屋、入って、
セイ
セイ
しゃべり方、変になってる~
​葛琥珀
​葛琥珀
誰の、せいだと、
セイ
セイ
さぁ~?
セイ
セイ
失礼しま~す
​葛琥珀
​葛琥珀
ふぅ…いらっしゃい
セイ
セイ
汚い部屋だね~
​葛琥珀
​葛琥珀
余計なことを言わない
​葛琥珀
​葛琥珀
じゃ、まずは…そうだな…星の形の氷を作れるかい?
セイ
セイ
いいよ
​葛琥珀
​葛琥珀
うん
​葛琥珀
​葛琥珀
ありがとう
​葛琥珀
​葛琥珀
これだけあればどうにかなりそうだ
セイ
セイ
どーいたしまして
セイ
セイ
これぐらいなら気が向いたら手伝ってあげる
​葛琥珀
​葛琥珀
悪いね、付き合わせて
​葛琥珀
​葛琥珀
もう夕方だ
​葛琥珀
​葛琥珀
昼食を食べ損ねた
セイ
セイ
いーのいーの
セイ
セイ
じゃ、晩飯食べてくる~
​葛琥珀
​葛琥珀
あぁ、また明日
セイ
セイ
また明日~
迅雷​疾風
迅雷​疾風
あーいたー!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
今日一緒にご飯食べる約束しただろ!
セイ
セイ
してない
迅雷​疾風
迅雷​疾風
えっ
セイ
セイ
昨日瑪瑙と約束してたのは見たけど?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
そっ、そういうのは先に言えよな!!
…こいつやっぱりアホの子だ…



は、別にいいけど…



食堂で話しかけるのやめろって言ったのに…



後で殴ろう
迅雷​疾風
迅雷​疾風
…!?なんか今、悪寒が...
セイ
セイ
気のせいじゃない?
セイ
セイ
ほら、ご飯食べてくるんでしょ
セイ
セイ
行ってこい
迅雷​疾風
迅雷​疾風
えっ
迅雷​疾風
迅雷​疾風
セイも行くんだぞ
セイ
セイ
…は?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
切れんなよ!
セイ
セイ
…はぁ
セイ
セイ
瑪瑙は?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
ちょっと待ってろ!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
呼んでくる!
迅雷が大きく息を吸う



察したセイが自分の耳を塞ぐ
迅雷​疾風
迅雷​疾風
\めぇ~のぉ~おぉ~、いまぁ、どこ~/
迅雷が食堂に響き渡る声で叫ぶ



と、後ろから頭を叩かれる
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
食堂で叫ぶなっ
セイ
セイ
マジでそれ
セイ
セイ
叫ぶのと呼んでくるのは別なんだけど
ここぞとばかりにセイが緋獅に同調する
迅雷​疾風
迅雷​疾風
そ、そこまで言わなくていーだろ!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
瑪瑙が来なかったのが悪い!
迅雷が子供のように駄々をこねるのを見て、瑪瑙がため息をつき、セイが呆れたような顔をする
セイ
セイ
ほら、ご飯食べるんでしょ
迅雷​疾風
迅雷​疾風
おー行く!
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
食堂で走んな!!
迅雷が走り出し、瑪瑙の叱責が飛ぶ



3人が食堂の列に並ぶ
食堂は体育館1つの大きさがあるが、全校生徒が使用するため、必ず列になる。



列ではよく寮同士の喧嘩が勃発し、その度に生徒会が喧嘩を納めている。



生徒会は黒を除くそれぞれの寮の初等部、中学部、高等部から1人づつ選ばれる代表者計6人と全校生徒の中から選ばれる生徒会長の7人で構成されている。
3人が席に着く



同じテーブルに違う寮生が着くのは珍しい。



そのせいでそれぞれの寮生が自分達を見ていると知っていて、堂々と。



もっとも、うち1人はまず視線に気付いているのかどうかから怪しいが。
迅雷​疾風
迅雷​疾風
な~な~
迅雷が話しかける。



が、誰に話しかけたのか分からないため、誰も返事をしない。



大雑把にも程がある。
迅雷​疾風
迅雷​疾風
瑪瑙に話しかけてんの!
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
あ゛?
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
俺か?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
そ、瑪瑙!
迅雷​疾風
迅雷​疾風
今日授業居なかっただろ?
迅雷​疾風
迅雷​疾風
何処に居たんだ?
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
あー、
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
サボり?
迅雷の問いかけに対し、緋獅が単調に返す。



単調すぎて分からなかったのか、迅雷が少しむくれて問いを重ねる。



当たり前だ。さすがにあれでは分からない。
迅雷​疾風
迅雷​疾風
何処に居たのか聞いてんの!
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
木の下
やはり緋獅が単調に返す
迅雷​疾風
迅雷​疾風
永世の?
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
永世の。
何故それで通じる



と言うか食事中に大声で話すな


汚い
迅雷​疾風
迅雷​疾風
え~いーなー
迅雷​疾風
迅雷​疾風
おれも明日サボろ!
セイ
セイ
単位は?
迅雷がサボろうとするのでセイがすかさず突っ込む
迅雷​疾風
迅雷​疾風
ゔ…
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
…別に1日ぐらいならどうにかなるだろ
迅雷が言葉に詰まると緋獅が手を差しのべる



迅雷の成績の悪さを分かっていない。
セイ
セイ
…まぁいーや
セイ
セイ
私には関係ないしね。
セイ
セイ
頑張れよ?疾風
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
おい待て
緋獅瑪瑙
緋獅瑪瑙
そんなに悪いのか、こいつの成績は。
緋獅が何か言っているが、食べ終わったので関係ない。



さっさと寮に帰ろう。
それが一番平和的だ。








決して迅雷の成績が口に出来ないほど悪いわけではない。

決して。
迅雷​疾風
迅雷​疾風
セイ、またな~
迅雷の挨拶が聞こえたので、肩越しに手を振る。



目立ちたくないのだ。



迅雷のような
変なやつに絡まれる。
寮のベッドに入り、目をつむる。



誰の気配もない。



静かな夜だ。



静かすぎて眠れない



うっすらとした月明かりを頼りに屋上の階段を上る



少し肌寒い気もするが、大丈夫だろう。



星は見える。



誰も居ない。



月を探す。



見つからない



今日は、新月だろうか



明日は、見えるだろうか。



月の出ていない、静かな夜だ。



小さく息を吐き、目を閉じる。



よくある、唯の1日だった
ヤバい
難しい…
だいぶ時間がかかった
超ゆっくり待っててください
きっと更新します

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