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第51話

49!!
116
2025/04/06 05:00 更新
(なまえ)
あなた
そ、その…ありがとう…
園に足を踏み入れ、扉の前に立った時…私は独り言のように小さい声だったけれど…感謝を口にした…
柚音
柚音
これぐらい任せてよ!
花音
花音
ロゼには、もうあなたの下の名前ちゃんが来ること伝えておいたよ!
そういうと、柚音が扉を開ける…
ロゼ
ロゼ
女帝陛下、ようこそ。
真っ先に私に声をかけてくれたのはロゼだった…
ほんのり薔薇の香りを漂わせながら深紅の髪を揺らして軽く頭を下げる…美しい立ち振舞いが目に留まる…
リル
リル
僕、主様に会えるって聞いてすごい楽しみにしてました…お会い出来て嬉しいです…!
月隠
月隠
主さーん!久し振りー!!
最近よく会うねー!
仙花
仙花
丁度暇してたから会えて嬉しいよ〜♡
3人が嬉しそうに手を振ってこちらに駆け寄ってくる…
3人とも元気そうで良かった…
(なまえ)
あなた
あれ…白銀は…?
(なまえ)
あなた
それに…龍夜もいない…
いつも視線の圧が強い2人が居ないからか…なんだか違和感を感じる…。どうしたのだろう、と周囲を軽く見渡してみる…
ロゼ
ロゼ
その2人なら、吾輩から頼んで少し用事を済ませに行ってもらっています。
ロゼ
ロゼ
従属の選別を行っているのでしょう?
ロゼ
ロゼ
話ができる2人に他の園に候補に出来そうな者を連れてくるように頼んだんです。
軽く首を傾げるようにして私に確認するロゼ…。
それは、何から何までを分かりきったような顔をしている…
(なまえ)
あなた
あの…ロゼ…
ロゼ
ロゼ
はい。何かありましたか?
私は…少し気になっていたことがある…
ロゼが少し焦っているように見えることだ…人差し指で机の上を軽くトントン…と叩くその姿は何かを待っているような…いつもの落ち着きが感じられない…
(なまえ)
あなた
ロゼ…ロイと何かあった…?
ロゼ
ロゼ
…!
彼女のモノクルの反射であまり見えなかったが…一瞬だけ彼女の目が見開かれたような気がした…気の所為だろうか…

でも…
(なまえ)
あなた
(…今のは…なんとなく…なんとなくだけれど、見なかったことにしちゃいけない気がする…。)
そんな気の所為を放っておくのは駄目な気がした…
(なまえ)
あなた
ね、ねぇっ…!
少しだけ踏み入った質問をしようとした時…
トントン…
来訪者によるノックで…この会話は打ち切られることになったのだった…

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