前の話
一覧へ
次の話

第7話

そう言えば良いだけの話。[7]
299
2026/05/05 12:47 更新
[松村目線]







普段通りの生活


そんな言葉を頭に浮かべながら
今日もバス停に向かった。

俺の家からバス停は17〜19分ほどかかる。

ゆっくり歩くと20分
切羽詰まると15分





日々の気持ちで変わる分数










そしていつも、

10分くらいのとこで
京本は背後から現れる。

以前まではバスで会うことが多かったが
最近は俺に合わせてバスより前から会いに来る。














北斗。
、あれ



不意に振り返った。


11分



京本は現れなかった。








頭の中で最悪のパターンが予想されたりする。

まさか体調を崩して、?
病気だったりして、

家から出られなくなってたり、
心から悲しいことがあったのか、








立ち止まって頭がパンクしそうになった。





足早にとりあえずバス停に向かう。
着いてから連絡をしよう。

じゃ無いと落ち着かなそうだ。







俺は普段より早々と足を伸ばしては曲げて
バス停に12分で着いた。







スマホを開こうとベンチに座る。
頭が軽く締め付けられるような
妙な感覚。





京本の連絡先を開こうとした














京本
ここに居るけど
京本
直接言えないこと?
北斗。
うわっ、!
京本
なに、うわって。





真横に京本は座っていた。

俺が考え過ぎて周りが見えてなかったのか、




俺は頬を軽くさすり、
ふぅ、と息を吐いた。





何やってんだか。












北斗。
や、来ないなって
京本
、?、なにが?
北斗。
貴方が。
北斗。
朝、結構いつも居るから
京本
あー。そゆことね。
京本
今日はコンビニで
昼飯買わなきゃだったから
京本
会えなかった




不意に京本はふんわりと嬉しそうに笑って


俺の手をぎゅっと握った。





京本
寂しくさせてごめんね?
北斗。
寂しくはなかったけど。
京本
嘘つけ
北斗。
はいはい、、







けらけらと笑う京本





そんな笑顔を見てしまっていると


なんだか、






嘘でも無いような気がしてきて。









繋がれた手にほんの少しの力を返した。




小説というのはフィーリングです
歌詞とかそういうのと同じ。

めちゃくちゃ考えた状態で
結構自由かつ適当に書く感じ。



テーマはあるけどルールは無い的な。

プリ小説オーディオドラマ