第4話

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2026/02/19 13:43 更新




リビング。

ろぜの膝の上で、みかさはクッションを抱えている。

らいとがほっぺをつつくたび、むに、と柔らかくへこむ。


li
……やばい。尊い
rz
落ち着けらいと


しおんは腕を組んで真顔


so
状況整理するか…… 昨夜まで通常十四歳。
今は3歳くらい、記憶の有無は未確認
rz
らぴちゃんは、どう思う


ろぜが真面目な声になる。

らぴすはみかさを見る。


みかさは、兄たちの会話をなんとなく聞いている顔。
でも。


めるとが視界に入る位置に立つと、
す、と体を横にずらす。



小さな距離。

明確な拒絶。



らぴすは静かに言う。


lp
精神的要因の可能性が高い、と思う
ml
え?
lp
強い願望。逃避。退行。子どもに戻りたいと思うほどのストレス…



ろぜの手が止まる。

らいとが、めるとを見る。


めるとはソファの背にもたれたまま、笑っている。


いつもの、完璧な顔。


ml
……へえ。みかさ、が?
so
最近、双子の距離変じゃなかった?


静寂。

しおんが視線を逸らす。

らいとが舌打ちしそうになってやめる。

ろぜは、ゆっくり言う。


rz
……みかちゃん、最近めるちゃんと一緒にいなかったね



その瞬間。


みかさの指が、ぎゅ、とクッションを掴む。

無意識。


めるとは気づく。

気づいて、目を細める。


ml
俺、なんかした……?


軽い声。

でも、誰も軽く受け取らない。

しおんがぽつり。


so
……俺かも


so
比べてた。無意識に。
めるとはできるのに、って




空気が重くなる。


みかさは、ぽかんと兄たちを見る。

意味は完全にはわからない。

でも。


“めると”という名前が出るたび、
小さな体が、わずかに固まる。


らいとが低く言う。


li
みかさ、めるとのこと嫌いか?


直球。


ろぜが「ちょ」と止める前に。



みかさの目が、うるっと揺れる。


首をぶんぶん振る。


mk
ちが……


かすれた声。


でも。


次の言葉が出ない。



めるとは、その一瞬を見逃さない。

嫌いじゃない。

でも、近づけない。

その顔。

知ってる。



昔、俺が“勝ち続けた日”のあと。


みかさが、ひとりでゲームしてた夜の顔。


らぴすが静かに結論を落とす。


lp
原因は “比較”と“隣” だな


隣。



その言葉が刺さる。

みかさは、ろぜの胸に顔を埋める。

めるとを見ない。

めるとは笑う。


ml
……そっか



心の奥で、やっと理解する。
 


あの日。



みかさが言った。

















「ちっちゃいころにもどれたらな」









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