第3話

3. 記憶の中、君と交わした約束
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2026/01/12 05:02 更新


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
はぁっ、はぁっ…!



時間になり、俺は公園まで全力で突っ走る。

もう、昨日の少年はいないかもしれない。

昨日行けなかったことで、嫌われてしまったかもしれない。

それでもいいから

彼に、君に

これだけは渡したかった。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
はぁっ、ついたっ…!!



走って高鳴った鼓動を抑えるために、
深く呼吸をする。

落ち着いて、辺りを見渡すと…


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
…!!



俺が、その時1番会いたかった人に出会う。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
フィリックス!!!


felix(幼少期)
felix(幼少期)
…!



名前を呼ぶと、フィリックスはこっちを向いた。

顔を見てみると、やっぱり綺麗で。

その君の瞳に、俺はどう映っているのだろう。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
はぁっ、…っきのうは行けなくてごめんっ、!


felix(幼少期)
felix(幼少期)
ううん、だいじょうぶ。
きょう、こうしてきてくれたでしょっ?


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
…!



そうやって笑う君は、とても眩しくて

まるで俺を照らしてくれる太陽のようだった。

その笑顔に、俺は救われた。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
…あのね、ぼく、学校でいじめられてるんだ。



そう言うと、君は眩しかった笑顔から、
だんだんと悲しく顔が曇っていく。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
…でもね、リクスのえがおを見たしゅんかん、
もうちょっとがんばってみよう、って思えたんだ。



そう言って、君に2つの花を差し出す。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
ぼくに、きぼうをくれて…えがおを見せてくれて、ありがとう。



そう言うと、リクスは目に涙を溜めながら、
俺の差し出した花を受け取る。


felix(幼少期)
felix(幼少期)
ありがとうっ!だいじにするねっ!



そうやって、また君は笑顔で俺を照らしてくれる。

でも、もう一つ、伝えなくちゃいけないことがある。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
…あのね、リクス


felix(幼少期)
felix(幼少期)
なぁに?



伝えなきゃ。

聞いてくれてる。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
…明日から、この街を出ていくんだ。



明日からここに来れなくなること。

もうしばらく、会えなくなるかもしれないこと。

そしてー


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
でも、おれ
hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
ぜったいに、かならず
hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
いつかフィリックスをむかえに行くからっ!
hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
会いに行くからっ!!!ㅠ



情けなく、涙を流しながら

フィリックスの目をちゃんと見て言葉を口にする。


hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
だからっ!もし、次っ!またおれと再開したらっ、
hyunjin (幼少期)
hyunjin (幼少期)
その時は、おれとけっこんをぜんていにつきあってっ!!///ㅠ



すると、フィリックスも、目から涙を流しながら

また、あの 眩しい笑顔で言った


felix(幼少期)
felix(幼少期)
うんっ、わかったっ!まってるねっ!//ㅠ



それが、俺たちの最後の会話だった。





─あれから数年、出会った。

また、出逢った。君と


felix
felix
まぁ、でも…その大切な人は、
名前も知らないんですけど…ㅎ


hyunjin
hyunjin


felix
felix
…中、入りますか?
これの他にもたくさんのお花がありますよ ♪


hyunjin
hyunjin
あ、はい



そうか、俺…フィリックスに名前教えてないのか。


…結婚を前提に付き合うのは、

まだ当分先になりそうだな。



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