第11話

11. 永遠の愛
336
2026/04/04 08:49 更新



なにも、慰めの言葉が見つからない、
俺はどうしてあげればいいのか。

そんなことを考えていると、
フィリックスは俺の方を向いて、
あの太陽のような俺を
照らしてくれる笑顔とはまた違った

少し目に涙が溜まった笑顔をしたリクスが

俺にこう言った


felix
felix
でも、そんな絶望の中…
ヒョンジンさんがあのお店に来てくれて
felix
felix
僕は救われましたっ、ㅜ


hyunjin
hyunjin
え、?俺が…?



俺、なんかしたかな…

そう思っていると、フィリックスは
涙を流しながらまた口を開く


felix
felix
はいっ、ヒョンジンさんがあのお店で、
僕に話しかけてくれるたび、なんだか
懐かしさと暖かさを感じてっ…
felix
felix
毎日毎日、お店が潰れちゃうんじゃないか…
という不安の中、悲しい気持ちを抱えて
あそこで働いていました。
felix
felix
でもそんな時、ヒョンジンさんが僕の元へ
まっすぐ歩いて来てくれて…
ヒョンジンさんがあの花を指差した時、僕の過去に
優しく触れてくれた気がして…!
felix
felix
あのっ、僕…昔からずっと、ずっと
忘れられない人がいて…!



僕の、過去…

リクスと再開した時に咄嗟に指差した花は、
俺が幼い頃、リクスに渡した意味のある
2つの花。ストックとアイビー。

…そっか、フィリックスは…

俺が花をあげたあの時、
俺があげた花の意味をわかってくれていたんだ。

ちゃんと、花言葉をわかってくれていたんだな。

だから…ちゃんとあの時、受け取って、
約束を交わしてくれたんだな。


hyunjin
hyunjin
…うん。知ってるよ。
俺も、忘れられない…ずっと


felix
felix
え…?


hyunjin
hyunjin
約束、したんだよね。
必ず迎えに行くって…
hyunjin
hyunjin
それで、次…また再開したら
hyunjin
hyunjin
結婚を前提に付き合おうって。



俺は、あの時交わした2人だけの
約束を言葉にする。

フィリックスは、目を大きく開いてびっくりしていた。

すると、フィリックスは「嘘だ、」と言って
大粒の涙を流す。その涙はやっぱり綺麗で、
一つ一つが輝く宝石のようだった。


felix
felix
ヒョンジンさんってっ!あの、時のっ…!?ㅠㅠ


hyunjin
hyunjin
…うん。そうだよ。
迎えに来るのが遅れてごめんね。リクス
hyunjin
hyunjin
もう、離れないから…1人にしないから。


felix
felix
〜〜ッッ!!ㅠㅠ
felix
felix
うわぁぁぁああッッ!!!ㅠㅠ



そう言うと、フィリックスは思いっきり
俺の胸に飛び込んできた。

声をあげて、鼻も耳も頬も真っ赤にして、
涙を流しながら、俺から離れようとしない。

その姿は、とてもかわいくて

もう、離れない。離さない。

そう、心に決心した。


felix
felix
なんでっ…!なんで言ってくれなかったのぉ…っ!ㅠㅠ
felix
felix
ずっとっ、ずっと待ってたのにぃっ…!ㅠㅠ


hyunjin
hyunjin
…うん。ごめんね



すると、フィリックスは涙を拭いて、
僕の方を向いてあの太陽のような
笑顔で、俺に言った。


felix
felix
やっと名前、言えるっ!ㅠ
ずっと、気になってた…名前!ㅠ
felix
felix
ヒョンジナ、好きですっ…!
ずっと、ずーっと前から!!!ㅠㅠ
felix
felix
だから、!



そこは取られたくないと思い、俺は
リクスの唇に自分の唇を重ねた。


felix
felix
…へ、////


hyunjin
hyunjin
俺も好きです。フィリックス…
俺と結婚を前提に付き合ってください。



すると、リクスはとても驚いた顔をしたあと、
また、あの太陽のような笑顔で返した。


felix
felix
もうっ、ヒョンジナずるいっ…!ㅎㅜ
felix
felix
っ、喜んでっ!!よろしくお願いしますっ!!ㅜㅜ


hyunjin
hyunjin
…ㅎ



今まで、俺と会えてなかった間、
フィリックスは辛い思いをたくさんした。

だから、その分。その悲しんだ分…いや、
そのもっと、もっとその分以上に

絶対に、フィリックスを幸せにする。

そんな気持ちを決心し、俺は
フィリックスを優しく抱きしめた。


hyunjin
hyunjin
…愛してるよ、フィリックス


felix
felix
っ…!!
felix
felix
うんっ!僕も!あいしてるっっ!!!


hyunjin
hyunjin
大丈夫だよ。絶対に、フィリックスのお母さんとお父さん、
そして店長さんとの思い出の詰まったあのお店は、
潰れないから。フィリックスと俺のアイディアで、
お店改造して、毎日忙しいくらいに大繁盛させて、
みんなに笑顔届けて、フィリックスの
お母さんもお父さんも店長さんも
安心できるような、そんなお店にしよう。
hyunjin
hyunjin
大丈夫。フィリックスのアイディアは、絶対に
誰かの役に立つ。フィリックスは、誰かを必ず笑顔にする
そんな力を持ってる。それで、俺も…
hyunjin
hyunjin
君の、その太陽のような眩しく美しい笑顔で、花を咲かせたんだ。
hyunjin
hyunjin
俺を照らしてくれてありがとう。フィリックス



フィリックスの涙は止まらない。

でも、本当のこと。


あの、出会ったあの日から、ずっと今まで
フィリックスは俺に希望をくれた。

俺を照らしてくれた。

その、太陽のような眩しい笑顔で
俺を照らし、そして俺の花を咲かせた。

ここまでこれたのは、君のおかげなんだよ。

君は、余計なお世話な人でも、空気の読めない人でも邪魔者でもない。

ちゃんと、俺1人の人生を照らしてくれた、太陽だ。

天使だ。


あの日の約束は本当だよ。

トック "私を信じて"。

アイビー "不滅、永遠の愛、結婚"。

俺たちは運命の赤い糸で繋がれている。

俺たちの愛は、不滅だよ。

なにがあっても、壊れないし無くならない。

永遠の愛なんだ。


hyunjin
hyunjin
俺は、フィリックスと不滅の永遠の愛を誓います。
hyunjin
hyunjin
…俺を信じて、フィリックス。
hyunjin
hyunjin
絶対に、君を幸せにしてみせる。


felix
felix
っ、ㅠㅠ
felix
felix
うんっ!ㅠ
felix
felix
僕もっ!ヒョンジナとっ、
不滅の、永遠の愛を誓いますっ!ㅠ
felix
felix
ヒョンジナを信じますっ!!ㅠ



そう言って、リクスは
俺の頬にキスをした。


hyunjin
hyunjin
…//
hyunjin
hyunjin
リクスだってずるいよ、//


felix
felix
えへへ!さっきの仕返しっ!ㅎ



俺とフィリックスは
お互いを見つめ、笑い合った。

そうして、もうとっくに日が沈んで
空に散らばる星たちを見ながら、
手を繋いで歩いた。

フィリックスが見つけた。

今日は満月だった。


felix
felix
…なんか、月はヒョンジナって感じする!


hyunjin
hyunjin
…俺は月でリクスが太陽?


felix
felix
えへへ、うん!そう!


hyunjin
hyunjin
そっか、ㅎㅎ



俺と君は、まるで月と太陽。

性格が真反対の君とでも、俺は君と永遠の愛を誓う。



END...

No,Next !



スポットライトありがとうございます💐
ついにこの2人付き合いました!!
でも、まだまだこの2人の物語は続きます!!
ぜひ、最後まで見守ってください!!

プリ小説オーディオドラマ