あれからさらに数ヶ月が経ち、
俺のプロジェクトが落ち着いて、
最近あまり行けていなかったフィリックスの
店に行こうと足を運ぶと…
まさかの光景が広がっていた。
なんと、間違いなくフィリックスの店に
向かって大行列ができていた。
俺はその光景を見れただけで満足して、
店には入らず会社に戻った。
バンチャンさんには秘書兼奥さんがいるらしく、
少し…羨ましいと思った。
ひ、秘書がいるってことがね!?
奥さんがじゃなくてっ!!(必死)
…そう思い、秘書の募集サイトを作ろうとした…けど、
まずはフィリックスやバンチャンさんに相談してからにしよう。
バンチャンさん、いつでも相談に乗ると
連絡先を交換したんだよな。
…でも、まずはフィリックスに聞いてみよう。
今でもまだ、過去のトラウマが消えない。
周りに罵倒され続けた日々。
今はもう誤解が解けて、前みたいなことはないけど…
トラウマが残ってしまっている。
仕事が終わり家へ帰る。
すると─
〈バッ!!〉
帰ると、ご機嫌の天使が
俺に思いっきり抱きついてきた。
あー、かわいい
癒される
フィリックスは、先ほどと違って
少し しゅん... とした様子で俺の顔をのぞいてきた。
か、かわいい…
…なんだ、行ったことフィリックスにバレてたんだ ㅎ
フィリックスは俺にしがみついて
俺の肩に頭をすりすりしてくる。
おかげでくすぐったくて、笑いが込み上げる。
夕飯の時間になり、
フィリックスが作ってくれた
サムギョプサル、プルコギ、
キムチチヂミをおかずにご飯食べながら、
フィリックスに今日あったことや
思ったことを話す。
怖いなんて、カッコ悪いとわかっていても本当のこと。
フィリックスを信じているからこそ、言葉にできる。
少し考えると、フィリックスは
パァッと笑顔になって
嬉しそうに話してくる。
なんだか、いいことばかりだな。
Next...
スポットライトありがとうございます😊💕













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。