第7話

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2022/04/30 14:56


待ちに待ったデートの日。



映画を見て、
ぶらぶら歩きながら買い物を楽しみ、
夜ご飯をはるちゃんの家で食べようという予定です。



久しぶりに服装にも気を使い、
髪型もセットなんかしてみました。
似合うでしょうか…?



あーなんか不安になってきました、、

はるちゃんまだ来ないのかなー。
はるちゃん
いっくん!お待たせ

この声はっと、
張り切って振り返ると、
いつもよりめっちゃ可愛い彼女の姿がありました。
か、可愛い、はるちゃん、可愛い!
はるちゃん
え?ありがとう!いっくんもかっこいいね!
あ、ありがとう…!さ、行こう!

僕らは映画館の方へと歩いていった。


隣にははるちゃんがいます。
こんな嬉しいことはあるでしょうか?
胸がときめくことしかありません。

映画でも隣にはるちゃん。
映画に集中なんかできません。それほど、キュンキュンしっぱなしです。

買い物でも、手が触れられそうな距離。

もう頭がパンクしてしまいます。このまま手を握っていたい…

お、いけない。気持ち悪い僕になっていました。
はるちゃん
いっくん、これお揃いで買わない?お揃いなんて、幼稚園の頃に作った折り紙いらいじゃん?笑
そう言って見せられたのは、ペアリングみたいな感じのペアネックレス。

金色と銀色で色が別れているが、形はそのままです。
うん、買おう。買いましょう
と、そのネックレスをレジへと持って行きました。
はるちゃん
私、払うね。言い出しっぺだし
え?いやいや!僕が払う!いつもはるちゃんにご飯をご馳走になってるし!
はるちゃん
え、でも、、
いいの!いいの!今日付き合ってもらったお礼
はるちゃん
…わかった、ありがとう!
また彼女は満遍の笑みで笑います。
その笑顔が可愛くて、可愛くて、、もうたまりません!!


そんなキュンキュンしっぱなしの僕でしたが、
無事にデートも終わり、はるちゃんの家へと向かいました。






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