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… 次の日 。朝起きたら8時10分でした☆☆☆
やっべえ遅刻!!!!!!急いで起きて
ダッシュで準備してダッシュで駅まで走って
校門近くについたのが8時38分だった 。
花屋のホースのせいでスカートびしょ濡れキモい 。
もういいや諦めよう走ってきた私がバカだった 。
… ん???あの背中は … !!!!!!!
『 さとT!!!!』
里見「 あ 、あなたちゃん 、遅刻?」
『 いやそれさとTも言えないよ?』
里見「 ほら 、生徒手帳出しなさい 。
遅刻のハンコ押してあげるから 」
『 いやだからさとTも言えないってば 』
里見「 … ふふっ 、あ 、てか
スカートどうしたの?濡れてる 」
『 ああ 、これね〜花屋のホースが
当たってビショビショになった 』
里見「 うわあ … 1時限目始まる前に着替えな?」
『 うん 、そうすr " ドンッ " わっ 、』
「 いたっ 、… っあ 、ごめん 、野翠 」
『 光岡 … 』
あれでしょ?あのヤバいおじさんが
いつも来ないのどーのこーの言ってた人 。
すごいね私クラスメイトの名前覚えてる ( )
里見「 どしたの?学校に背中向けて 」
光岡「 … 帰ろうと思って 、」
『 いや早すぎじゃね?』
里見「 なんで?」
光岡「 門閉まってるし 、… 変な人いるし 」
『 … うっわ 、ヤバいおじさんじゃん 。
光岡 、あれ担任だよ 』
光岡「 … え?」
『 あのヤバい人 、2年3組担任 』
光岡「 … まじかよ 、
余計来たくなくなった 。じゃあ 、」
『 気が向いたら来てねー 』
里見「 … じゃ 、私たちは
裏道から校舎入りますか 」
『 さっすが遅刻番長!』
里見「 なんか言った?」
『 なんも言ってましぇん 』
里Tに連れられて裏道を通る 。
あ 、今日職員室に置いてある
配布物取らないとじゃん 。
そう思い 、先にジャージに着替えて
職員室に寄ったらおじさん怒られてた ←
長井「 遅刻した原田先生が悪いです 」
『 … 』
里見「 … そーっとね (小声) 」
『 (頷く) 』
庄司「 おっ 、野翠はよー 。なんでジャージ?」
『 庄司いいいいいっ!!!!!』
長井「 … 野翠さん?あなた 、」
『 べべべ別に遅刻してないですよ?ちゃんと
間に合いました 。今は手紙取りに来たんです 。
あ 、ジャージなのは制服忘れましたすいません 』
古賀「 嘘つくの下手くそ … 」
『 (睨む) 』
古賀「 」
長井「 そう 。ならいいのよ 」
『 ……… ほっ 、』
里見「 … 大変そうでしたね門登るの 」
原田「 何アンタ見てたの?」
『 ちなみに私も見てました(小声) 』
原田「 じゃあアンタらも遅刻?」
里見「 完璧にそうです 」
『 はい 』
原田「 ちょっとそれ
ずるくなーい?逆剥けになれ!」
里見「 嫌です 」
『 遠慮します 』
里見「 それはそうと 、
光岡くん 、来て帰りました 」
『 あ 、たしかに来てた 』
原田「 光岡 、光岡 … ああああ光岡!
いつもいないあの光岡か!」
里見「 門の近くまで来て帰ってました 」
『 ヤバいおじさんが担任だって伝えたら
余計来たくなくなったって言ってました 』
原田「 アンタねぇ … 」
里Tとヤバいおじさんと話してると 、先生!
大変です先生!来てください!って女子生徒が
長井に押しかけてそのまま外へ出て行った 。
え?なになに事件?やばたにえん?わろた 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!