主
明日はついに習い事の最後の日
主
卒団式まではある程度出るつもりだけど3年生主体はラストの試合
主
でもそんな前日に限って病んでるし眠れない.........
主
明日は誰とも会いたくない.........
主
やばい、スマホの制限切れる.........
主
.........4時半起きで起きれるかな
主
誰とも会いたくない、こんな気持ちで試合に望みたくない
主
きっと、、これが人生最後になるんだろーな
主
高校で続けるつもりもないし
主
そこまで生き続けられるかなんて分からないし
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第13話 ♠
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あの日、あのバス停で
右足の感覚がなく、 小学5年生から特別支援学校に通っている 中学3年生の百々瀬 なう は、 生まれてはじめての大きな決断をする。 それは________ 『行きたい学校を自分で決める』 なう には夢があった。 普通の高校生活を送ること。 自分の足で歩いて、走って、 文化祭をして、体育祭をして、クラスの仲間と 笑って、泣いて________ その夢を叶えるために。 同じ中学校だった友達は みんな併設された高校に行く中、 なうは1人、 バスで30分かかる春空高校を選んだ。 表紙画像(編集・文字入れ前)Tamaki 様 表紙画像(編集・文字入れ後)作者
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!