第9話

8話
550
2025/07/26 06:34 更新
あたりは星空。

みんなはもうすでに眠っていた。






コツッ コツッ コツッ



コンコン!













キーッ!









石神千空
石神千空
おっ来たな。




私は千空の部屋に呼ばれていた。


時々2人で話すだけの時間を千空は作ってくれる。




作業には全く関係のない無意味な話。
千空からしたら無駄な時間なはず。



だけど彼は、何も言わず私に寄り添ってくれる時間が心地よかった。













石神千空
石神千空
最近の調子はどぉだ?
あなた
うん。すごく体が軽くて鍛錬に集中できてる。
石神千空
石神千空
バカ、俺が聞きてぇのはそっちじゃねぇよ。
あなた
ん?







石神千空
石神千空
あいつらとの生活はどうだ?
あなた
…。やっぱりまだ、怖い。
あなた
だけど、みんなが私に向けてくれる笑顔は、失いたくない。
石神千空
石神千空
いいことじゃねぇか。
石神千空
石神千空
昨日の司との鍛錬見てて思ったんだが、
石神千空
石神千空
お前は、今まで誰かの『武器』として生きてきたんだと思った。
石神千空
石神千空
だがなぁ、俺はそんなもんいらねぇ。














あなた
じゃあ、私に何を求めるの?
石神千空
石神千空
あなた自身だ。
石神千空
石神千空
小さい頃からずっと隣にいてくれた"あの時のあなた"だ。







ふと、"あの頃"の記憶が蘇る。


河川敷でロケットのスイッチを『せーの!』っと言って押す瞬間。
あの時の千空の声。









あなた
ねぇ、千空。
もし、私がまだ刃のままだったら、それでも隣りに…。いてくれる?
石神千空
石神千空
今さら、"もし"の話すんじゃねぇよ。
石神千空
石神千空
俺は初めっからお前の全部知ってるつもりだ。
あなた
…。知ってるの?
石神千空
石神千空
まだ知らねーことは山ほどある。
だからこれからも教え続けてもらうつもりだ。



千空がギュッと手を握ってくれる。




それは私と同い年とは思わないくらい大きくて、暖かくて、強かった。












石神千空
石神千空
俺から離れるなよ?





その一言で体の体温がみるみる上がっていくのがわかった。






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スイカ
スイカ
あなたー!
お料理手伝って欲しいんだよ〜!
あなた
うん。今行くね。







フランソワ
フランソワ
それではスイカ様あなた様、
まずは〜〜…。





トントントントン















スイカ
スイカ
できたんだよぉ〜!
あなた
お、美味しそう!
あなた
さすがフランソワ!
フランソワ
フランソワ
いえ、スイカ様とあなた様のお手があったからこそです。
スイカ
スイカ
じゃぁみんなのこと、スイカが呼んだからだよ!





















スイカ
スイカ
みんなー!ご飯できたんだよ!


















カチャカチャ!











あさぎりゲン
あさぎりゲン
ん〜!
今日のスープゴイスーに美味しいね♪
西園寺羽京
西園寺羽京
僕おかわりしちゃおうかな笑
七海龍水
七海龍水
ふぅん!欲しい!
スイカ
スイカ
今日はスイカとあなたも手伝ったんだよ〜!
クロム
クロム
やべー!!うめーーー!
頭おかしいだろ!
ゼノ
ゼノ
実にelegant‼️
あなた
よ、よかった!
あなた
千空はどお?美味しいかな?
石神千空
石神千空
あ"ぁ〜。100億満点やるよ笑
あなた
や、やった!





みんなあったまった夜ご飯でした。

























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