第75話

70話
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2025/04/01 03:25 更新
夕日が水平線に半分沈み、だるまの形になる現象が起きている夕方
俺はアジトを離れて海に来ていた
涼しい風が俺の髪を優しく揺らし、思い出を蘇らせる
ほとけ
あ!!僕のかき氷ifくんが食べた!!!
If
はぁ?!一口くらいええやん!
If
心狭いなぁ!
ほとけ
一口の規模が違うでしょ!!
悠佑
もうええやんそんくらい
ないこ
ビジネスはもういいですよー
ほとけ
ビジネスじゃない!(同時)
If
ビジネスじゃねぇ!!(同時)
If
真似すんなよあほとけ!!
ほとけ
はぁ?!そっちが真似してきたんでしょ?!
初兎
ふっ…
息を一つ漏らして、震える喉を誤魔化す
でももう限界だったのかもしれない
俺の涙腺は崩壊した
初兎
うぁ…ふぅ…っ
初兎
みんなっ…!
首にいつもかけているペンダント
中にはみんないれいすの写真が入っている
みんなのことを殺さなきゃいけない…?!
冗談じゃないわ!!!!
僕も…呪術師の家系やったら…変わったのかな…?
初兎
あああ…!!!
初兎
会いたい…会いたい…みんなっ!!
初兎
俺だけ仲間はずれなんか酷いやんか!!
初兎
呪詛師なんてクソ喰らえ!!!
初兎
呪術師がええわ…今世こそ、みんなと長くいよう思ったんに!!!
初兎
このクソ世界なんか滅んじまえ!!!!
涙ながらに叫んだ俺の本音の訴えは、決して誰かに届くことはない
ただ、綺麗な海の闇に飲まれていく
そして俺は、何もすることができない
アジトにて
夏油傑
…大神りうらにつけた呪いが発動したみたいだね
初兎
呪い…?
夏油傑
ああ、言ってなかったか
夏油傑
死に追いやる呪いさ
夏油傑
心臓に付与したから、呪いを解くにも心臓を刺さなければならない…
夏油の口角はどんどん上がっていく
夏油傑
我ながらいいことをしたね
ハッと笑いを漏らしてカウンターの飲み物に手をつける夏油は恐怖そのものであった
俺は表情を顔には出さなかったし、呪力の揺らぎも制御したが、初めてりうちゃんの現状を知った
殺すわ…夏油傑…
静かに殺意を抱いた
俺は…いれいすが大好きだ

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