ライブが終わり、急いでその花音らしき人影に近づく。
そう言って六花さんは私に向かってお辞儀をした。
そう言って私も六花さんに向かってお辞儀をした。
そうして、私たちは2人で楽屋に向かった。
コンコン
楽屋の扉を叩いた。
私が先に入り、みんなの状況を確認する。
私が先に連絡しておいたので、みんなはもう座っていた。
そう言って、六花さんを楽屋の中に通す。
そう言って、椅子をひく。
六花さんが座ったところで、入ったときから続いていた緊迫感が増す。
私の額を冷や汗が流れる。
ゴクリとつばを飲む。
思っていた通りの答えがきた。
みんながショックを受けていたため、華恋が話し始めた。
鼓動が速くなるのがわかる。
そして、もう一粒冷や汗が流れた。
思わず声が出てしまい、いそいで手で口を抑える。
驚いた。
私たちはこんなことになるとは思わなかったから。
六花さんは大粒の涙を流しながら言った。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。