第9話

ナオヤとエイキ
93
2026/05/15 02:52 更新
記者
記者
あれ、ナオヤさんはどうかされましたか?
セイト
セイト
すいません、なおやは体調が悪くて休んでます。
記者
記者
そうなんですね、お大事になさってください。
それでは再開していきたいと思います!
それからは何事もなく取材を終えた
エイキ
エイキ
なぁ
エイキに呼び止められたセイト
セイト
セイト
ん?なに?
エイキ
エイキ
なおちゃん大丈夫かなって
セイト
セイト
あぁ、大丈夫。心配なら見に行ってきたら?医務室で休んでると思うから。
エイキ
エイキ
そっか。少し顔見てくる
セイト
セイト
行ってら〜👋
(俺も後で行こーっと)
医務室にて
エイキ
エイキ
なおちゃーん、大丈夫?
ナオヤ
ナオヤ
ンンッ…せいちゃん…⁇
エイキ
エイキ
えいきだよ
大丈夫?しんどい?
エイキは寝てるナオヤのベッドに腰掛けて、自分のおでことナオヤのおでこをくっつけた

お互いの鼻先がぶつかりそうになる
ナオヤ
ナオヤ
え、ええええ、えいき⁉︎ ち、ちちちち近いよ!なおは大丈夫やから!
エイキ
エイキ
ごめん、弱ってるなおが可愛すぎてつい…
ゆっくり顔が離れていく
ナオヤ
ナオヤ
(はぁーびっくりした。ドキドキ収まれ!)


数分の沈黙が流れたのち、ナオヤが声を振り絞る
ナオヤ
ナオヤ
あ、あのね、えいき。えいきに注意してあげようと思う!
エイキ
エイキ
ん?注意?
ナオヤ
ナオヤ
なおは弟やないよ?弟みたいに近い距離でおれるのは嬉しいねんけど、弟と同じ扱いは嫌。つまり…お、思わせぶりな態度はやめてほしい!…デス。
えっとね、なお、実はえいきのことが好きやってん!だから余計に勘違いしちゃって…ご、ごめん!
少し沈黙が流れる
ナオヤ
ナオヤ
なぁ、なんか気まずいから話してや〜笑
エイキ
エイキ
ごめん、今なおちゃんに好きって言われると思ってなくて。びっくりした。
ナオヤ
ナオヤ
どういうこと?今、ってことはもしかして僕の気持ちに気づいてた?
エイキ
エイキ
い、いや、確信はなかったけど、少しね、もしかしたら僕にそういう感情があるんじゃないかな〜って思ってた
ナオヤ
ナオヤ
それやのに思わせぶりな態度とってたん?
エイキ
エイキ
それは分からん。思わせぶりな態度っていうのが分からん。僕にとっては全部普通だったよ?
ナオヤ
ナオヤ
なんなんそれ、まじの王子やん…
エイキ
エイキ
勘違いさせてしまってごめん
ナオヤ
ナオヤ
ってことはなお、振られたってこと?
エイキ
エイキ
…なおは僕の可愛い弟みたいな存在だよ
ナオヤ
ナオヤ
そっか…うん、ありがとう(ニコッ
涙を溜めながらの不意の笑顔に、不覚にも胸が高鳴ったエイキ
エイキ
エイキ
…ッ いや、こちらこそ気持ちを伝えてくれてありがとう。なおちゃんの気持ちには応えられないけど、大事に想ってることには変わりないよ。
ナオヤ
ナオヤ
うん、僕もえいきのこと大事!また今までみたいによろしくお願いします!
エイキ
エイキ
うん、じゃあね。無理させてごめん、ゆっくり休むんだよ。
ナオヤの頭に手を伸ばそうとしたがやめた
ナオヤ
ナオヤ
うん、ありがとう
それからえいきは手を振って医務室を出た
ナオヤ
ナオヤ
あぁ〜なんかせいちゃんに会いたくなってきちゃった。はやく来ないかな〜せいちゃん…
涙がポロポロ溢れた











それからいくら待ってもセイトが来ることはなかった

プリ小説オーディオドラマ