第116話

 好きすぎて 1 , all
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2026/02/10 13:35 更新










  ヌナのことになると余裕ない >>>>




















  「 ちょっと 、その服で行くつもり ? 」

  『 え 、何 ? 可愛いじゃん 』

  同窓会に行きたいと言うから 渋々了承したのに 、

  胸元開きすぎてる服着てるヌナ .

  「 いやいや 、可愛いけどはだけすぎじゃない ? 」

  『 分かってないな〜 これが可愛いのに 』

  分かってないのはどっちだよ .

  本当は行って欲しくないの伝わってない ?

  男が居ることを知っててその服を着ていくんだよね ?

  「 急にこんな事されたらどうすんの ? 」

  ヌナの腰に手を添えて グッと引き寄せる

  『 されないから大丈夫だよ 』

  これでわかってくれると思ったのに ケロッとした顔でそう言われた

  「 ムカつく 、ヌナまじで男のことナメすぎ 」

  『 そう ? 』

  『 男の怖さはヒスンから十分教えてもらってるつもりだけど 』

  「 じゃあ尚更その服着ていくのおかしいって 」

  『 珍しく余裕無いね 、ヒスン 』

  珍しく余裕無い ? そんなの毎日だって .

  『 ヒスンの上着貸して ? それ着ていく 』

  「 はあ 、まじで 」

  そういうの簡単に言うところ 、ヌナの悪いところね













 
  『 元カレ居る 』

  急に ヌナからそんなメッセージが届いた .

  それって 見つかったってこと ?

  それとも 遠くに居るのを見つけたの ?

  焦って文字を打つ手が止まらないけど 、

  逆にヌナを困らせるような気がして どうすればいいのか必死に考える

  「 何もされてない ? 大丈夫 ? 」

  でも そのメッセージから返信が来ることは無かった

  何回も電話をかけたけど 出てくれなかった .

  今から撮影があるから 助けに行きたくても行けない

  アイドルという職業をしている自分を恨んだのは初めてだ .

  「 ごめん もう撮影始まるからなんかあったら事務所来て 」

  そう打とうとしたら 既読がついて返信が来た

  『 ごめんごめん 見つかる前にめっちゃ遠くに逃げてた ! 』

  そのメッセージを見て ホッとした .

  もう撮影に行かないといけないのに スマホが手放せない

  「 何もされてない ? 」

  『 うん 全然大丈夫だよ〜 』『 ジェイ焦りすぎ ㅎ 』

  「 いや 、ヌナの安全が1番でしょ 」

  そう言ったけど 家に帰ったらめっちゃイジられた .















  「 はあ ? アウトでしょ 」

  スマホを見ながら 思わず声が出てしまった

  女友達と海に行っているヌナがストーリーを更新したと思えば 、

  上がっていたのは ヌナの水着姿の写真だった .

  「 まじで何考えてんの 、」

  この日の為にダイエット頑張ってたのは僕も知ってるし ( 元々痩せてるのに )

  ストーリー上げたくなるのは分かるけどさ …

  ヌナ単体の写真でさ 水着なんてほぼ裸みたいなもんなのに 、

  親しいでもなく 全員が見れる状況なのおかしくない ?

  「 まじで今すぐ消して 」

  焦った僕は すぐにDMを送った . そしたら即レスでさ

  『 あ 、やっぱりダメ ? ㅎ 』

  分かってるなら 最初からやめてよ .

  僕だってヌナと海行きたかったのに こんなの見たら耐えられないんだけど

  「 男と繋がってるんでしょ ? 」 「 可愛いけどダメ 」

  『 でも友達が綺麗に撮ってくれて 、』

  その文字を見た瞬間 、ヌナの表情が浮かび上がった

  まじでヌナの押しに弱いんだよな 、

  「 じゃあ僕とのツーショットも上げて 」 「 無理なら今すぐ消して 」

  って 必死になりすぎでしょ俺 、ㅎ














  大学まで迎えに来て欲しいって言われたからさ 、

  迎えに行ったのに俺は何見せられてんの

  『 え 、だよね〜 』

  正門の辺りで 男と楽しそうに話すヌナ .

  俺が早く行けなかったのも悪いけど 、

  楽しそうに話してるヌナもどうなの ?

  「 ヌナ 、迎えに来た 」

  しびれを切らした俺は 男の方も見ずにヌナに話しかけた .

  『 ソンフナ来てくれたんだ ありがとね 』

  心做しか この男と話してた時の方が楽しそうだった気がする

  イラついたらダメだってわかってるのに 俺の拳を握る力は強くなってる

  『 あ 、この人ね 同じ学部の …… 』

  「 もう帰る ? 」 『 え 、あ うん 』

  別に紹介しなくていいよ .

  それより この状況から早く抜け出したいんだけど

  「 じゃあ帰ろ 」 『 うん … 』

  困り気味のヌナの手を引いて その場を離れようとする .

  「 失礼します 」

  最後に 男にそう言って 早足で帰った

  『 ソンフン 、ごめんね 』

  あーあ ヌナに謝らせて 俺何してんだろ

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