第70話

〖65〗
28
2026/03/17 20:42 更新
そまちゃ達に連れられて、あなたの下の名前が運ばれた病院につく。

スタッフさんが出してくれた車の中で、僕は落ち着きを取り戻した。けど落ち着いた今、不安が心に残ってしょうがない。もう僕を責めるようなことはしないけど、運を疑うよ。

病院内に入って受付で事情を話し、指定された場所へ向かう。指定された場所は手術室で、その前の長椅子にはばぁうくんが座っていた。
てるとくん
てるとくん
ばぁうくんッ!!
そうま
そうま
ばぁう!
ばぁう
ばぁう
……ぁ、てるちゃん…
ばぁう
ばぁう
てるちゃんっ…ごめッ、おれッ……
てるとくん
てるとくん
わかってる、ばぁうくんを責めるつもりはないよ……
てるとくん
てるとくん
あなたの下の名前が、そうしたんだもんね…
これはばぁうくんに言ってるのと同時に、自分自身にも言い聞かせている。今の僕じゃ、そうでもしないとなんでも責めちゃいそうだから。
まひとくん
まひとくん
てるちゃん…、ばぁうくんの隣座ろ…?
てるとくん
てるとくん
ぅん……
僕のことを心配したのか、まひちゃんが僕の背中を擦りながら座るよう促す。言う通りばぁうくんの隣に座り、少し落ち着く。
しゆん
しゆん
あいつなら大丈夫だろ、前だって生きてたんだし……
そうま
そうま
そうだよてると、信じて待とう
そまちゃもしゆちゃも励ましてくれる。
てるとくん
てるとくん
う、ん……
まひとくん
まひとくん
ばぁうくんも、大丈夫…?
ばぁう
ばぁう
ぃや、ちょっとヤバいかも……
多分、ばぁうくんの方が精神的に辛いと思う。あなたの下の名前が事故に遭った瞬間に立ち会ってるから、トラウマ級なはず。

僕だけが、辛いんじゃない。
ばぁうくんだって、あなたの下の名前の親だって、ここにいるみんなも、心を痛めてるんだ。
てるとくん
てるとくん
ばぁうくん、抱え込まないでね
ばぁう
ばぁう
お互い様な、それ…
母
あなたの下の名前!
父
あなたの下の名前は!あなたの下の名前はッ!!
お互い慰めあっていると、聞き覚えのある大声が聞こえてくる。顔をあげるとあなたの下の名前のご両親が走ってこちらに来ていた。

さっき車の中でご両親に連絡していたのを忘れていた。
てるとくん
てるとくん
お義母さん、お義父さん……
母
てるとくん、あなたの下の名前はどうなったの!?
てるとくん
てるとくん
僕にも…来た時には手術室にいて……
ばぁう
ばぁう
運ばれたから、ずっと手術室から出てこないっす……
母
そう……
父
なんで、なんであなたの下の名前なんだッ……
KnightA-騎士A-
………
それから、手術中の灯りが消える頃には3時間が経っていた。
主
スクロールお疲れ様でした〜
主
雑すぎねぇ?って思った方、その通りです
主
ダレカレ見ながら書いてたら進まなかった
主
ではまた次のお話で〜
KnightA-騎士A-
おつ𝓜𝓲𝓴𝓾!

プリ小説オーディオドラマ