日付が変わっても、朝になっても、義勇は帰ってこない。
昨日の会話が頭の中で浮かんできてはかき消す。
それを繰り返す。
恐らく、予言通り師匠の家に泊まったんだろう。
言ってしまえば、最悪の状況だ。
あの子供は近所の子で、今日の夕方まで預かってほしいと頼まれたのだ。
第一、義勇という男がいながら、実弥は他の女性と子を成すなど考えたことがなかった。
義勇の対処に頭を悩ませているところに、ひとつふたつみっつと扉を叩く音がした。
隣の金髪野郎は両手を顔の前で合わせ重心をかけている。
一時、考えるような仕草を見せたがすぐに元通りに戻った。
塵を見るような目で金髪はこちらを覗いてきた。
金髪野郎の原動力は竈門の妹から来ているらしい。
実弥の原動力は義勇から来ていた。
こいつが済みません、と言う時に渡す菓子と、羽織と……こいつはいいか、
冨岡の師匠が住む山は割と遠い。
体力は現役と比べて少し衰えた程度で、ぶっ通しで歩いて倒れるヤツ程ヤワではない。
早めに着きたいものだ。
直後、目の端で動く何かが見えた
咄嗟に腕を掴んでしまった。
金髪は我先にと山を登っていった。
嫉妬、嫉妬か
男なのに、そんな女々しいことする訳ないだろ
夕日に照らされた男の頬は紅に染まっていた
喧嘩編終わりです!多分!!
いやぁー、長かった。
そして楽しかった、弄りがいがあるんで
商業bl読む方は分かると思うんですけど
これ書いてる時なかあいが頭ん中にうかんできましたね。
義勇のどこに楪要素があるのか不思議でならないです
そして次回、義勇はぴばですね
はぴば書くにあたって実弥のはぴばを見直してたんですけど
プレゼントで何渡すでしょーか!!のアンケートで
見事なくらいに自転車ゼロでビビりました
予想を上回る女。笑










編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。