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第13話

義勇、お誕生日おめでとーう!! 12
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2026/02/07 15:00 更新


なにやら、不死川がそわそわしている。
今日は何かあっただろうか。

冨岡義勇
し、不死川

不死川実弥
なんだ?冨岡


冨岡義勇
今日は何かあったろうか

不死川実弥
いやァ、覚えてねェなァ

冨岡義勇
そうか


今日は、俺がこの世に生まれた日だ。
























かと言って特にすることも無い。
近所の子供らは誕生日に何か贈り物を貰ったりすると聞いた。
しかし、俺にはあまり物欲がなく、
欲しい物はあるかと聞かれてもあまりピンとくるものは無い。
不死川の時はふとなにか送りたいと思い、自転車を送ってみたが、自分的にあまり納得しなかった。
だから、今日は俺の誕生日だが、不死川に贈り物をしようと思う。






と、考えても何を送ればいいのか思いつかない。












ガラガラガラ
冨岡義勇
うずいーっ
 
宇髄天元
はいはい、誕生日野郎いらっしゃい
宇髄天元
上がってけ!!

冨岡義勇
いや、俺は別に

宇髄天元
いいからぁ〜上がれ

冨岡義勇
いやだから

宇髄天元
つれないなぁ〜おま
冨岡義勇
宇髄天元




宇髄天元
…………ごめんって































冨岡義勇
贈り物をしようと思う。

宇髄天元
はぁ?

宇髄天元
……お前が

冨岡義勇
俺がだ

宇髄天元
………お前もらう側じゃね?

冨岡義勇
いいだろう、別に

宇髄天元
いやいいんだろうけど

冨岡義勇
何を送ればいいだろうか

宇髄天元
そりゃあ、貰って驚くもんだろ

冨岡義勇
驚くと嬉しいは同じではないぞ

宇髄天元
一緒のものを選ぶんだよ

冨岡義勇
……ほう

宇髄天元
スケールのでけぇもん送ってみ?惚れ惚れすんぜ

冨岡義勇
そういうものなのか

宇髄天元
そういうもんなのよ

冨岡義勇
……分かった?

宇髄天元
分かってねぇなこりゃ
























宇髄天元
夜はうち来いよな
宇髄天元
ご馳走作って待っとくぜ

冨岡義勇
お言葉に甘えさせてもらう
冨岡義勇
じゃあ。


宇髄天元
くれぐれもしくんなよぉ〜!!


































……最後のはどういう意味だろうか
買うもの買って帰ってくるはいいものの、最後の宇隨の言葉に引っかかる









ガラガラガラ


冨岡義勇
しなずがわっ

冨岡義勇
俺からの贈り物だ
冨岡義勇
受け取ってくれ



ふわりと香るいい匂いが部屋を包む。


不死川実弥
……でけぇ花束だなぁァオイ


冨岡義勇
買った。


不死川実弥
知ってるゥ


不死川実弥
じゃあ、俺から



冨岡義勇
お前から……?
冨岡義勇
何故……?

不死川実弥
俺はお前に何故って聞きたいぜェ





不死川実弥
ほらよ




そこには青い簪が不死川の手によって包まれていた。










大正時代では、簪はプロポーズの時に使用された様です。

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