なにやら、不死川がそわそわしている。
今日は何かあっただろうか。
今日は、俺がこの世に生まれた日だ。
かと言って特にすることも無い。
近所の子供らは誕生日に何か贈り物を貰ったりすると聞いた。
しかし、俺にはあまり物欲がなく、
欲しい物はあるかと聞かれてもあまりピンとくるものは無い。
不死川の時はふとなにか送りたいと思い、自転車を送ってみたが、自分的にあまり納得しなかった。
だから、今日は俺の誕生日だが、不死川に贈り物をしようと思う。
と、考えても何を送ればいいのか思いつかない。
ガラガラガラ
……最後のはどういう意味だろうか
買うもの買って帰ってくるはいいものの、最後の宇隨の言葉に引っかかる
ガラガラガラ
ふわりと香るいい匂いが部屋を包む。
そこには青い簪が不死川の手によって包まれていた。
大正時代では、簪はプロポーズの時に使用された様です。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。