2-Aホームルームにて。
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私があなたちゃんに声を掛けるよりも前に、真くんがいつものスバルくんみたいにあなたちゃんに抱き付いた。
そんな真くんの頭を、あなたちゃんは透き通る
ように白い自分の手で撫でる。
仲睦まじい姿を見せ付けられ、どうも話し掛け
にくかったあなたちゃんに恐る恐る声を掛けた。
サラッと怖い事を言う夏目くん。
目が座りすぎていて怖い、怖い怖い。
そんな夏目くんも、あなたちゃんに幼い笑みを
向けられると満面の笑みになった。
いやいや、今の座りすぎた目は何処に行った?
兎に角、あなたちゃんの幼い笑みも良い………。
アドニスくんの問いに、あなたちゃんは目をウル
ウルさせて頬を微かに膨らませた。
これは__まさか…!?
上目使いからの、プンプンあなたちゃん!
いつもあなたちゃんは大人しくて上品だから、
あなたちゃんの拗ねた所はファン的にも貴重物なのだ。
というか、『もん!』+『です!!』とか可愛
すぎるでしょ………。
スバルくんに頭をポムポムされたあなたちゃんは
更に頬を膨らませて、バッ…!と私に向いた。
そう言って、ギュウッ…と私の腰に手を回して
抱き付いて来るあなたちゃん。
駄目だ、推しに抱き付かれて頭回らん………。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!