第24話

バレンタイン 凛潔
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2024/02/23 13:33 更新
⚠️潔、凛が一緒の高校です⚠️




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2月14日


この日は非リアというものにとって最悪な日のこと。

周りからはチョコの甘ったるい匂いがしている


この世はなんとも最悪な世界なもので、顔が良ければチョコなんて簡単に手に入る。

凛がいい例だよな。

あいつ、氷みてぇに冷たい性格なのにチョコはありえないくらいもらうらしい。



でも断って返すんだって






潔 世一
潔 世一
あぁ〜、もったいね。

もらえるもんはもらっておいて損はなさそうなのにな



てか、あいつ甘いのあんま好きそうじゃなさそう…











潔 世一

今年初めて人にチョコを渡そうと思った。





人生初、







相手は糸師凛。







女の子ですら断られてんなら、俺はますますダメかもしれない…断られたらどーしよ。とか思って









潔 世一
潔 世一
(友チョコ…って…渡せばいい…よな?)
潔 世一
潔 世一
でも、






すこし、もやっとした。


潔のこのチョコは友チョコ…というものではなく本命チョコなのだから







それを隠して渡して…


自分の気持ちに嘘ついてるみたいでちょっと気持ち悪かった。






凛に渡そうと思ったチョコがはいった袋をそっと見つめる

袋の模様も、覚えてしまった。



料理、なんてしたのは久々で。
スイーツ作りなんてもっと久々、というかやったこともないと思う…。



そんな俺がめちゃくちゃ頑張って作ったもん。
手には右手に2個、絆創膏が貼られている



恥ずかしいけどチョコを切る時、ちょっと切ってしまった


潔 世一
潔 世一
(これ、渡したら、…あいつどんな反応すんだろ?)


なあんて。わかりきっていた

「んだそれ…いらねぇ。」


って断られるんだろーなー…、とほほ…




昨日までは「断られても大丈夫!てか無理やり食わせる!!」って思ってたけど…当日になるとそんな考え死ぬ。

心臓がドキドキしすぎて死にそう



こんなに人に好きという感情は、初めてだった。




どうアピールしたらいいかわかんない。凛のことだから「うぜぇ」なんて簡単に言われてしまうと思った






潔 世一
潔 世一
おれ…どーしよ。



そんなとき携帯からぴこんっと通知が入った。



メッセージを開くと「蜂楽」と書かれていた。






可愛らしい箱が添付されて
蜂楽 廻
蜂楽 廻
「今年は俺、チョコもらっちゃった♪」



と送られていた。



うわぁ、まじか。
友チョコ?…もしかして本命チョコ、???


蜂楽 廻
蜂楽 廻
「ちなみにちぎりんからもらったよ♪
  友チョコ〜」
潔 世一
潔 世一
「びびった、本命かと思ったわ。」
蜂楽 廻
蜂楽 廻
「あはは!
     潔はなんかもらったー?」
潔 世一
潔 世一
「いやー、うーん。ぼちぼち?」
蜂楽 廻
蜂楽 廻
「なにそれ〜w」
蜂楽 廻
蜂楽 廻
「じゃ、俺はこれからマ○クいくから
 しばらくお別れだよ潔🥺」
潔 世一
潔 世一
「悲しくねぇわ」






…ナチュラルに、ふつーに渡せば…行けるのかもしれない…!




潔 世一
潔 世一
「凛」
糸師 凛
糸師 凛
「あ」


ちゃんと返せよ…
潔 世一
潔 世一
「今日、渡すもんあるからお前の教室いく」





心臓の鼓動が大きく聞こえる


糸師 凛
糸師 凛
「はやくしろ」
潔 世一
潔 世一
「はいはい」

…っと…





善は急げ、早めに行くとしよう!




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潔 世一
潔 世一
りーんー
糸師 凛
糸師 凛
すぐそこにいるだろうが。
お前の目どうなってんだ
潔 世一
潔 世一
ははっ、辛辣〜…





袋は後ろに隠してある、



いま、今渡そう…





ナチュラルに…ふつうに。



糸師 凛
糸師 凛
チョコか?
潔 世一
潔 世一
え“?
潔 世一
潔 世一
いや…はは、
バレちまった…?
潔 世一
潔 世一
いや!でもそのあのな
友チョコだから!!ほ、本命とかじゃねぇ……か…ら



自分で言ってて…苦しくなってきた。



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