4月29日。1907年のこの日、兄である中原中也は生まれた。
お兄の部屋の扉を思いっ切り開け、クラッカーを鳴らす。
忘れてたの!?私なんか誕生日の1ヶ月前から楽しみにしてるのに!?
ラッピングされた箱をお兄に渡す。
中身は手のひらサイズのお兄のぬいぐるみ。ぬいぐるみなんて作ったことないから秋声に教えてもらったんだよね〜。
ぬいぐるみを凝視しながら「ちゃんと酒瓶も持ってる!」などと褒めてくれる。
そして食堂やらで誕生日会が開かれ、お兄は楽しそうだった。
賢治くんから『宮沢賢治集』を貰って涙を流していた。私だって芥川先生から本を貰ったら泣くもん。(出来たら菊池さんからは芥川賞が欲しい、、、)
余談。その後、自分をミニキャラにしたぬいぐるみを肌身離さず持っている中原中也が見られるようになったとさ。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!