配信が切れていることを確認して、
食べ物を置いて椅子に座ったうるの上に座る。
別に今日は特別病んでるわけじゃないけど、
1年ぶりだからかうる不足を補うようにうるの肩に頭をぐりぐりすると少し落ち着いた。
そういって野菜スティックを手に取り1本ずつ食べさせてくれる
少し食べれただけなのに。
うるがいないと食べ物すら満足に食べれないこの体を自覚したら、えんじぇモードの時にしまい込んでいた嫌な感情が溢れ出てきた
言われた通りに口を開けてあーんで食べさせてもらう。
おかしい。
小さい頃は、うると出会いたての頃は
1人で食べれたし
1人で外に出れたし
1人で学校も行けたし
1人で寝ることもできたし
1人で料理もできたし
1人で見ず知らずの人と話すこともできた。
けど今は、
特に病んでる時は、
全部、うるがいないとできない。
腕をうるの背中に回して顔をうずめると、
うるも返してくれる。
私はこれがすごく好きだ。
落ち着くし、世界中の誰よりもうるの近くにいることが実感できるから。
恋人ではない。
友達でもない。
友達以上恋人未満。
そんな関係が心地よくて、歪んでて。
けど、どんな薬より、どんな医者より、どんなメンタルカウンセラーよりも安心できるの。
仕方ないよね。
だってそれほどまでに貴方に依存してる。
まだ怖いんだ。恋人になったら、きっと私はもっと依存する。
それでもしうるが離れたら、て考えると怖いの。
だからもう少し待っててね。
きっと、恋人になろ、て言える日が来るから。
この後一緒にAPEXして遊んだりしたのは、また別のお話。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。