第2話

2.近況
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2025/06/19 14:36 更新
私は工藤あなた

社会人1年目で、弁護士として働いている

まだまだ駆け出しで大変なことも多いけど、やりがいがあって、弁護士になってよかったな、と思っている

プライベートのほうも充実していて、警察官で爆発物処理班のエースである松田陣平さんと付き合って3年目

私が高校一年生、陣平くんが29歳のときに出会って、私から好きになった

きっかけは、兄である工藤新一が学生の頃から探偵として働いているので、現場へ一緒に行ったとき、たまたま応援に駆けつけていた陣平くんと顔を合わせたことだった

地道にアタックを続けていたけれど、なかなか気づいてもらえなかったので、ついに高校三年生の春、告白した
松田陣平
お前のことは嫌いじゃないが、付き合えない、悪いな
そう言われて、振られた

そのときはすごく落ち込んだ...



だけど、その言葉には続きがあった
松田陣平
もしお前が20歳になっても俺のことを好きでいてくれるなら、また来い
松田陣平
そのときは迎え入れてやるよ



その言葉を信じて、20歳の誕生日、陣平くんに会いに行った

きっと向こうはそんなこと覚えてないんだろうな、と思いながら...



そんな心配とは裏腹に、待っていたのは、ニヤッと笑いながら、サングラスをかけて煙草を吸う陣平くんの姿だった
松田陣平
こんなおっさんになっちまった俺でもいいのか?
松田陣平
それなら...
松田陣平
俺と付き合ってくれ



迎え入れてくれるってことは、もう1度告白のチャンスをくれるってことだと思っていたから、陣平くんのほうから告白してくれて本当にうれしかった



それから、交際は順調に進み、大きな喧嘩をすることもなく、3年目に入った

同棲はしていないけれど、結構頻繁に会っているほうだと思うし、2人とも休みの日は、どちらかの家に泊まっている

ゆくゆくは同棲し始めて、陣平くんからプロポーズされて、結婚して...

ありきたりだけど幸せな人生を送れたらいいな、と思っていた

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