第29話

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2024/11/12 09:57 更新
くにSide
どこから探そうかな
そこそこの数はある
多分家だけじゃないだろうし
学校とか見たほうがいいのかな
くに
これは時間かかるな…
とは言っても
どうせすぐに集合しないといけないし
そんな広い範囲は探索できないでしょ
とりあえず近くの家を調べる
くに
埃っぽいなぁ…
まぁ、仕方ないよね
古い国っぽいし
そう思いながら玄関からくまなく見て回る
リビング…お風呂…クローゼット…
そんなに大きい家じゃないな
ここにはないかなぁ…
くに
いや…次っ!
まぁここになにかあると確定したわけではないし?
無くても当たり前だよね
手がかりがあったらいいなーってだけで
くに
お邪魔しまーす…
お店なのかなんなのか
凄く暗くてわからない
たた、家ではない気がする
少なくともさっきと違う間取りだ
くに
いたっ…
暗闇の中で何かに足をぶつけた
不安になって
いつも身につけているピンに触れる
このピンは誰かに貰ったわけでもないし
自分で買ったわけでもない
気づかないうちに持っていた
それでも、着けているとなんだか落ち着ける気がして
大切にしているピンだ
怖くなったときや不安になったときに触れると
力をもらえる気がしている
少し前まではピンにさわるのが癖になっていたけど
みんなと会ってから
さわることは無くなった
くに
ふーっ…
くに
ここはやめとこ…
暗すぎる部屋から無事に抜け出せたところで
集合場所に向かう
ちょっと早いかもだけど
そろそろだしね
くに
おっ!ゆさん、こえし!
くに
なにかあった?
Coe.
ん〜これと言ったものはなかったんだけど
Coe.
ちょっと気になる絵があったんだよね
如月ゆう
なんていうか分からないんだけど
如月ゆう
こう…えっと…懐かしい?みたいな
懐かしい…ね
二人の様子を見てると
どこかソワソワしている
特別な感情があったのは間違いないんだろう
くに
へぇ…じゃあ大事なものかもね
くに
見に行ける?
Coe.
いけるよ!みんな揃ってから行こっか
くに
そうだね、みんなで見に行こう
如月ゆう
あっ…こったんだ
もう少し待たないといけないかなと思っていたら
ゆさんが声を出した
ゆさんの目線の先にはこったんがいた
こったんもおれたちに気づいているようで
こちらに向かってきていた

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