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第1話

「 封鎖されたトンネル 」
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2025/07/07 13:00 更新










夕鷺 宵
夕鷺 宵
なぁほんとに行くのかよ。あの“やばいトンネル”って、普通に立入禁止だぞ?




よいは眉間に皺を寄せて、スマホの地図を見ながら言った。
画面には赤く囲まれた山道と、そこにポツンと浮かぶ“✕”のマーク。



朝倉 楓
朝倉 楓
だって楽しそうじゃん!トンネルの奥に“見てはいけない扉”があるとか超ロマンない!?




そう言ったのはかえで。好奇心旺盛で、怖い話大好き。
口ではビビってる風だけど、目はキラッキラしてる。



久遠 透子
久遠 透子
わたしはやめたほうがいいと思うけど…




小さくそう呟いたのは透子とうこ。彼女は昔から霊感が強く、時々“見えてる”ことがある。
この日も朝からずっと様子がおかしかった。




朝倉 楓
朝倉 楓
はるはどう思う?




楓がふと横を見ると、春はトンネルの入口に背を向け、真顔で壁の苔をじーっと見つめていた。




穂積 春
穂積 春
……この苔、緑色してる……!((((
夕鷺 宵
夕鷺 宵
いや苔は大体緑だからな!?何の発見だよそれ!()




宵がすかさずツッコむ。けど春はどこ吹く風で、




穂積 春
穂積 春
なんかこの苔、語りかけてきそうじゃない?←
宵&楓&透子
「「それもう別のホラーだよ!?」」




結局決心をしたのか、立ち入り禁止の柵を越えてトンネルに足を踏み入れた。




中は想像以上に暗くて、空気がぬるく湿っている。
壁にはびっしりと謎の落書きがあり、地面には割れた石と……なぜか赤いリボンが落ちていた。




朝倉 楓
朝倉 楓
まだ新しいものだね、誰かここにいたのかな?




楓がしゃがんでリボンを拾おうとした瞬間、




久遠 透子
久遠 透子
ダメっっ!!!




と透子は叫んで彼女の手を引いた。




朝倉 楓
朝倉 楓
ど、どうしたの?急に...
久遠 透子
久遠 透子
これ、“いる”やつだよ。しかもすごく近くに。
宵&楓
……っ!?




一瞬で空気が張り詰めた。
誰も動けずにいると、トンネルの奥から「カン……カン……」と金属を叩くような音が響く。




夕鷺 宵
夕鷺 宵
は……今の音……
夕鷺 宵
夕鷺 宵
ッ後ろから来てるのか……!




全員が振り返る___が、そこには誰もいなかった。




朝倉 楓
朝倉 楓
……ねぇなんでさっきから春、何も喋らないの...?




楓が言った瞬間、3人の視線が春に集まる。
だが、春はうつむいたまま微動だにしない。




夕鷺 宵
夕鷺 宵
……春?
久遠 透子
久遠 透子
は、はる……?大丈夫...?




呼びかけに、ようやく春が顔を上げた。





その目は真っ黒で_____笑っていた。




穂積 春 ¿?
穂積 春 ¿?
ふふ、ねえ……このトンネル、“生きてる”かもしれないね?




その瞬間、地面が揺れた。
そしてトンネルの奥___“封鎖された扉”が、ギィィ……とゆっくり開き始めたのだった。








小凛
小凛
急展開ですみません、このような形で小説を書いていきたいと思います
小凛
小凛
※完全オリジナル小説です。
小凛
小凛
是非是非、⭐️&❤を、欲を言えば💡をお願いします。




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