は───────?
嘘
強くて、問題児だったけど優しくて
いつも、なにがあっても隣にいてくれた
本気で、心から今
殺したいと思った
傑が次々出す術式に注意を向けさせる
口パクで伝えた
2人で追い込む
しばらく距離をとった
バンッ
カキンッ
刀を生成し、間一髪で弾を斬った
バコンッ
傑の持っていた龍がやられた
あと、少し
傑の呪霊、口裂け女をフェイクとして……………
ここ!
っ!!マジかっ!?
刀が弾かれた
でも
これもフェイクでしたw
かすり傷だけかよ
そんな簡単にはいかないか
押された
銃、刀生成
バンッ
倒れた桜田あなたの下の名前を見下ろしていた
もう終わったーと思った。
悟のところに逝ける、とも
けど
行ってくる
タッタッタッ
白い布に包まれたそれを見た。
理子
助けられなかった
この時、殆ど知らない信者達の拍手のうるささに気がついた
呪術師に守られてるくせに
命かけてるのは私達なのに
イラッとくる
やりたい放題やったくせに、責任はとらない
"殺っていい?"
傑と悟は、あの日以来特級になって、私達だけはバラバラになった
おいていかれた感じがして少し寂しいけど
踵を返しながら言った
prrrrrprrrrr
電話……………
嘘だ……………
ポロッポロッ
嘘だ……………
ポロッポロッ
優しい人たちだった
人のことを一番に考えていて
強くて
なのに
ここにはもう、いないなんて
私はしばらく、部屋に閉じこもっていた
傑もあなたの下の名前も天内の件で引きずってる
必然的に任務も個々でこなすから、ほとんど顔を合わせない
授業後
ひとまず、か
もう、大丈夫だけど。
死んだ原因を聞いたから、理子の件があったから
もう、非術師を守る意味も自信もない
あんなやつらのために命をかける必要はある?
どうしようかな…………
コンコン
教室行くか。
そろそろ私も任務しなきゃみんなが大変になる
とは言うけど、多分君はわからない
だって君は
一人で最強になってしまったから












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。