翌日
in地下の隠し部屋
ベリアンに隠し部屋を解放してもらうために、
私は地下に来ていた。
💍「ありがとね、ベリアン。」
💍「わざわざ部屋開けてもらっちゃって…」
🫖「いえいえ、大丈夫ですよ。それにしても…。」
🫖「主様は、この部屋に何かご用事があるのですか?」
不思議そうな顔でベリアンに聞かれる。
私が今考えていることを話したら、少し
驚かれちゃうかもな…。
💍「私も出来ることをやりたいなって思ってさ」
💍「…いいかな?もちろん危ないことはしないよ」
🫖「えぇ、もちろんです。」
🫖「……ベレンのことを気にかけて下さって、
ありがとうございます」
そうベリアンからお礼を言われる。
私に出来ることは多くないけど、
それで少しでも救われるなら、やる価値は十分ある。
2個目の鍵を開け終えたベリアンが、扉を開けてくれる。
💍「ありがとう!それじゃあこの部屋、借りるね。」
そう言って私はあの部屋に入って、再び彼に会った。
🐾「…………。」
💍「……。」
彼の状態は特殊で危険だということは、
昨日の話から十分分かっていた。
しかしいざちゃんと見ると、悪魔化して数千年
生きている彼の事が心配になる。
💍「ちゃんと…生きてるんだよね…?」
誰に言うでもなく呟き、彼の前の床に座る。
こうすれば、俯き気味の彼とも目が合う気がする。
💍「っと……。こんにちはかな?」
“体の機能はほぼすべて停止している”
そんな状態の彼に、私の声は届くのか。
💍(でも、これが私に出来る数少ないことだから…。)
💍「私の名前は白波瀬芽依って言います。
別の世界から来てて……この話は後でもいっか。」
もちろん彼からの返事はない。
それでもここでやめるわけにもいかない。
私は伝えたくてここに来たんだから。
💍「ここはデビルズパレスって屋敷の地下で、
私はここの主です……主っぽくないけど。」
💍「今は16人の悪魔執事たちと一緒に生活してて、
まだこの世界は天使との戦いを続けています。」
💍「それで、昨日初めてあなたの存在を知って……
色々聞きました。」
💍「すごく優しい人だったんだなって思って……」
💍「だから、その…………。」
💍「…………。」
この先の言葉に一瞬躊躇う。
少しの可能性しか無い未来を断言しても
良いのだろうか。
💍「……私もできることを頑張るので…!!」
💍「早くここから救い出せるように…
あなたと直接話せる日が来るように……!」
これでよかった。
私が今日彼に伝えたかったことはこれだけだ。
💍「……それじゃあ、また明日もここに来ますね」
立ち上がり、軽く彼に礼をしてから、
私はこの部屋を後にした。
本文の口調をどうするか迷走してる🌀
〜だろうか とかだと真面目すぎる気はしてるずっと!!
喋る時の口調?も入れていい感じにしたいんだけど
そのいい感じが難しいよねって!!🥲
上手く書けてる相互さんのことを尊敬しています












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。