奏での言う通りだ。
私達は8人揃ってflorist!!
その後、エミルは何にか考え込み始めた。
と、奏が叫ぶ。
エミルは唸り声をあげて倒れこんだ。
全員で駆け寄ると、目を覚ましたらしいエミルがポロリと泣き崩れた。
ごめんね、みなさん…とかすれた声であえいでいる。
あれ?でもエミくんはあの雰囲気に戻ってないな。
吸血鬼のままみたいだ。
混乱するよね。分かるよ本当それ。
自分が吸血鬼になって戻らないとなったらそりゃ混乱しますよ。
不思議な現象が起きている。
自分が吸血鬼であることは分かっていないのに、私達も知らない吸血鬼の鷹の名前を知っていて、又あるはずもない自分の吸血鬼の名前を呼ばれて普通は『誰ですかそれ?』になるはずなのにしっかり反応している。更に自分の言動が矛盾していることに無自覚。
これ、今までの経緯全部話さないとじゃん…!
周りの黒い空間はいつの間にか禁書庫に戻っていた。
~経緯お話し中~
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全員、いつの間にか元に戻っている。
全員が絶句する言葉が次々とこぼれる。
そんな…何なら…
ギュッと抱かれる理華の目からは、大粒の涙がこぼれている。
パチン
全員でハイタッチ。
こんなことをしたのは、結成以来初めて。
みんなともう少し仲良くなれた気がした。
って
かれこれあって、茉利以外の全員で吸血鬼の能力の練習を始めた。
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~練習中~
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「「「「「「「「敵討ち!!!!」」」」」」」」
to be continued
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作者です
吸血鬼の時の名前は全員がfloristで名乗っている花の名前を翻訳ソフトで翻訳しました
ちなみに言語は「ウクライナ語」か「スウェーデン語」かです
※桔梗(奏)はキキョウという読みしか出てこなかったのでベルフラワーで翻訳にかけました
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。