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第4話

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2025/07/19 09:12 更新
第3話 慣れない朝の一コマ



私
私
ょうくん…しょうくん…
平野紫耀
平野紫耀
…んん



~紫耀side~


遠くの方から微かに声が聞こえる
誰かが俺のことを呼んでて…


私
私
ょうくん…しょうくん
平野紫耀
平野紫耀
ん、な…に…
私
私
何じゃなくて起きてってば!紫耀くんっ!!
平野紫耀
平野紫耀
はっ!!
ぇ、だ、だ、誰…!?
私
私
誰って…あなただけど…
平野紫耀
平野紫耀
ぁ、そうだ…あなたちゃん居るんだった


いきなりデカい声が聞こえてきたと思いビックリしながら目を開けたら何故か女の子が…

ってそうだ、昨日から同居することになったんだった
この幽霊のあなたちゃんと…


私
私
一晩経ったら忘れてるとかやめてよね
平野紫耀
平野紫耀
忘れてねえよ、寝惚けてただけ
私
私
ふーん、紫耀くんって朝が弱いんだね
平野紫耀
平野紫耀
別にそんな事ねえし?
てかアラーム鳴る前に起こすなよ


なんて嘘
俺は朝が滅法弱い
アラーム鳴らしても自分で消してまたそのまま寝ちまって寝過ごすことも多々ある

でもあれ?
今日ってまだアラーム…


私
私
アラームなら10分前くらいに鳴って自分で消してたよ?
平野紫耀
平野紫耀
うっそ、まじ!?
私
私
うん、それなのに中々起きないから起こしたって訳
平野紫耀
平野紫耀
あっぶね…またやっちまうとこだった
私
私
へえ、よくやるんだ?笑
平野紫耀
平野紫耀
き、今日はたまたまだし!!
昨晩は急な同居人が来て中々寝付けなかっただけだし!!
私
私
いや、割とすぐに寝てたけど?
平野紫耀
平野紫耀
んだよ、俺が寝てるとこ見てたのかよ


まだ出会って間もない子に寝姿見られるとか…
てか俺もまだ慣れ親しんでない子の前でよく寝付けたな
まあ、疲れてたってことにしておこう

しかしあなたちゃんは何処で寝たのだろうか
そもそも幽霊って睡眠とか必要なのか?


平野紫耀
平野紫耀
あなたちゃんは寝たの?
私
私
うん、リビングのソファで
平野紫耀
平野紫耀
ごめん!俺のベッド貸せば良かったね
私
私
んーん、私は居候の身なので気にしないで!
平野紫耀
平野紫耀
でも女の子だし…ソファでなんか寝たら身体痛めるでしょ?
私
私
ソファで寝たって言っても身体は浮いてるようなモンだし…なんならそこら辺でプカプカ浮きながらでも寝れるよ?


ほら、って宙に浮いた状態で横になったところを見せてくれたけど…

うん、さすが幽霊だ
ワイヤーとかトリック無しでマジで浮いてる
毎朝寝起きでこれを見るのは恐ろしい気はするけど


平野紫耀
平野紫耀
じゃあせめて何か掛けるモンとか…夜は冷えるから寒かったでしょ?
私
私
んーん、それもいらないよ
寒さとか暑さとか…もう死んじゃった身体は温度感じないみたい
平野紫耀
平野紫耀
そっか…


死んじゃった身体
そう告げたあなたちゃんの顔が一瞬悲しそうに歪んだのを俺は見逃さなかった


せめて俺と一緒に居る間だけは…
どうかそんな顔はしないでくれ




平野紫耀
平野紫耀
やっぱりその辺で浮いて寝るとかソファとかダメ
私
私
ぇ、なんで!?
平野紫耀
平野紫耀
ちゃんと布団買ってやるよ
私
私
そんなの必要ないって!
私は死んだ人間なん…
平野紫耀
平野紫耀
俺の前でそれ言うの禁止
私
私
え…?
平野紫耀
平野紫耀
俺はお前を幽霊扱いなんてしない
普通の女の子にしか見えないから
私
私
しょおくん…


あなたちゃんの目を真っ直ぐ見つめながらそう告げると、頬を緩め笑ってみせた

悲しいとか負の感情なんて抱かないようにしてあげる
この世に存在しないモンって言っても、ちゃんとこうして俺の目に映ってるし、気持ちもあるはずだ


平野紫耀
平野紫耀
だから買うよ?あなたちゃんの布団
私
私
うんっ!ありがとう!


まるでパァっと花が咲いたかのようなキレイな笑い顔
あなたちゃんは悲しい顔よりも笑った顔の方が断然似合う

と、俺は朝っぱらからそんな事を考えてみた


































平野紫耀
平野紫耀
そうと決まれば早速ポチろうか
私
私
あの…紫耀くん…?
平野紫耀
平野紫耀
ん?
私
私
お布団選んでくれるのは有難いんだけど…時間大丈夫?
平野紫耀
平野紫耀
ああああああやっべ!!今日収録あるんだった!!早く支度しねえとじゃん!!
私
私
寝過ごさなかったのに結局はバタバタだね笑
平野紫耀
平野紫耀
悪いあなたちゃん!
適当に服出しといて!!
私
私
ごめん私、モノに触ること出来ないから
平野紫耀
平野紫耀
ぁ、そうだった

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