第12話

 # 011
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2026/02/27 08:11 更新




  叢雲 カゲツ side


 .
 こちらお釣りの〇〇円です 

 叢雲 カゲツ
 ありがとうございます 


  カランカラン っっ


 叢雲 カゲツ
 ったくあなたがおらんから
 結局ぼくがフレンチトースト
 全部食べる羽目になったやんけ 
 叢雲 カゲツ
 あなた 、がおらん から  

 
  あなたが居ない寂しさが
  ぼくに襲いかかり
  いつも隣にはあなたが居たから 、
  なにか空っぽの様な気がして
  涙が溢れそうになる

  泣くな 、泣くな ぼく

 叢雲 カゲツ
 泣いちゃ 、あかん … ( ぽろぽろ 

 ???
 … カゲツ ?
 お前何して _ 


  ぼくの名前を呼ぶ聞き馴染みのある声が
  耳に入り込み 、反射的に顔を上げてしまう

 叢雲 カゲツ
 だ 、れや …( ぽろぽろ 


  目から溢れ出す涙が邪魔で
  上手く前が見えないから
  誰だか全くわからない 


 ???
 おまえ っ” …
 なんで泣いてんだよ 
 ???
 俺が泣かしたみたいになる
 からさっさと泣き止め!!( 


  嗚呼 、この声 _ 

 叢雲 カゲツ
 こや“ な ぎ ぃっ …  ( ぽろぽろ 

 小柳 ロウ
 まじで何があった … ( 
 小柳 ロウ
 とりあえず涙拭け 



  ごしごし っ


  ロウがぼくの顔についてる涙を
  薄い布で拭き取ってきた

 叢雲 カゲツ
 っ ん” …     
 叢雲 カゲツ
 ぼくの肌に傷ついちゃうやろ 
 拭くならもっと丁寧に拭けや

 小柳 ロウ
 一発殴るぞお前 

 小柳 ロウ
 … っはぁ 、
 話聞いてやるから俺ん家来い 
 叢雲 カゲツ
 … ぉん 
 ありがとぉな 、 
 小柳 ロウ
 べつに 


  嗚呼 、
  こんなこと前にもあったな

  たしかぼくが小さい頃
  
  ぼくが転んで 、泣いてる時に
  あなたが一生懸命泣き止ませよう
  としてくれた

  
 叢雲 カゲツ
 懐かしいなぁ …( 笑 


  またあの頃みたいに
  あなたと馬鹿やっていける日が
  戻ってきてくれたらええのに


  

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