【不器用】
自分はきっと
恋愛において
不器用なんだ
遠征先の東京のホテル
隣の部屋には
幸運にも
僕の好きなあなたさんがいる
そうだよ
あなたさんは京己のものだって知っているから
何も、出来ないんだ
だから、
イキたくてもイケない
そんな苦しい感情を持ちながらも
ただひたすらに
自身を扱いていた
ただただ苦しかった
手に入りもしないものを欲しがって
ほんの少し、涙を流しながらスるなんて
酷いことだとはわかっていた
でも、
諦めなきゃいけないから
その踏ん切りをつけるために
あなたさんの服に手をかけていた_____
その後はご想像にお任せします^ ^
リクエストしていただいたものの中でも書きやすいものから書いているため順番が前後してしまっています🙇🏻♀️
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。