翔吾side
家に着き、寝室のベッドまで運ぶ。
すると、暑かったのか服に手を掛け顔を顰めるあなた。
服の裾を捲るせいで見える白い肌。
我慢するこっちの身にもなれよ…。
涙が溜まったうるうるの目で上目遣い。
反則や、そんなん。
タオルとか準備してあなたの元に向かう
なんで服脱いでんだよ、
そこには下着姿のあなたが。
いくら嫁でも、やっぱり女には変わりなくて ←
タオルを絞ってあなたの体にそっと触れる。
少しピクっとなったもののその後は特に何も無く順調に拭いて行った。
でも、問題は下着を外した部分。
そう聞くと少し俯いて、無理や、なんて言う
はぁ、俺我慢できんのかよ。
あなたの後ろに回り、ブラの肩紐をずらして
その辺をそっと拭く。
ここまでは順調。
またまたレベル高ぇな、
肩紐をずらした状態のままで、
ブラの中にタオルを持った手を滑り込ませる。
その手に触れる感覚が、いくらタオル越しであると言っても
あなたが確実に大人な体であることを証明していた。
まだあなたのブラの中にある手を掴まれる。
そう言うと掴んだ俺の手を動かしてそのまま拭き始めた。
手にあたる感覚がさっきよりも生々しくて、
俺の理性は崩壊寸前だった。
気づいた時には、もうあなたを押し倒していた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。