第17話

No.11&21
4,151
2021/08/25 11:08
私には小さい頃からの幼馴染がいる




私「おはよー!!親友共!!」


藍・有志「うわ、でた。親友共」

藍「あなたがそれ言う時だいたいいいことない」

有志「それな。要件はなんだ」

私「へへへ、理科のワーク写さして!!」

有志「だってよ藍」

藍「なんで俺なんだよ、有志出せよ〜」



とか言いつつちゃんとバックをゴソゴソし始める藍

それを見てにやける私と有志


このふたりが私は大好きだ





多分友達として






👧🏻「らんくーーん!!ゆうじくーーん!!」

👩🏻「おはよーー❤❤❤」



この2人はとってもモテる
今日も私は無視




高校に入ってから藍と有志の人気は凄まじく、

この2人と特に仲良い私は9割の女子から嫌われている





けれど2人もそのことを知っているので

藍「あなた、教室まで送ってく」

私「ありがと、」

有志「…じゃあ、あの子達は俺に任せて」



いつも守ってくれる







藍「お前彼氏でも作れば??」

私「なんで?笑」

藍「そしたら守ってもらえるやん?」

私「私なんかと付き合ったらその人がいじめられちゃうよ笑」

藍「けどあなたに彼氏できたら俺悲しいわ」

ポンポン

藍「じゃな!」





最近藍はすごく優しくなった


キーンコーンカーンコーン

有志「おおお、まじセーフ」

私「お疲れ様笑」

有志「藍にちゃんと送って貰えた?」

‪私「うん笑」


有志とはありがたいことに隣の席



周りの女子からの目がすごいけど笑



有志「どうした?」



私「藍がさ、最近すごい優しいの」

有志「え?笑」

私「うん、なんか優しいの」

有志「そんなん、前からやん」

‪私「そうなんだけどー」


頭ポンポンしてくれたり、腕掴んで引っ張ってくれたり、私を廊下の内側にしてくれたり



藍はさりげなくやってるけど私は知っている


有志「へぇ、笑 まぁいんじゃない意地悪じゃなければ」

私「うん笑」




ーーーーーーーーーーーーーー

私「らんーーこれワーク」

藍「おう、間に合った?」

私「うん笑」
「最後のページ落書きしといた!」

藍「は?お前、笑」
 「あなた本当絵下手くそだな笑」

私「え?上手いでしょ??有志上手いっていってくれ



そう言いながら藍の目を見ようとしたら




ち、近い。




前までこれって普通だったっけ、
わかんない

藍の顔は残り10センチ位の距離




私は自分の顔が赤くなり始めてることに気づいた



‪私「あ!!次移動だったんだ!!有志どこかなー!!!じゃあね!!」


ダッ



皆移動していて、教室には有志しかいなかった

有志「どしたお前、顔真っ赤」

私「有志、」

ばっ

私は有志とさっきの藍の距離に近づいた


有志「え?なに?笑」

‪私「あれ、有志だとドキドキしない。」

有志「なんっ、お前失礼な!!」




なんでだろ。




グイッ

すると有志は私の腕を引っ張った


有志の胸に私がすっぽりと収まる

私「ちょ、有志!?」

有志「うるせえ、からかった罰」


バッ

私「バカじゃないの?//」

有志「あ、照れたね笑」


私「照れてないっ!」

有志「たしかに藍はかっこいいけど」








  「俺のことも意識してよね。俺だって
   男なんだから笑」

そういい私の荷物を持って


有志「遅れるぞ!!」


走っていった














私の大好きな幼馴染達は



一体どうしてしまったんでしょうか??!!

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