第29話

お邪魔な先輩
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2024/10/24 12:59 更新



国見𝓼𝓲𝓭𝓮




国見「………………………最悪。」
遡ること数分前。
ちょっと前まで天国のように幸せだった空間に、騒がしい邪魔が入った。


及川「え、あなたと国見ちゃん!?」
花巻「おー、がちじゃん。」
松川「2人でデートか?」
岩泉「おーっす。」
驚く及川さんと花巻さん、からかう気満々にニヤニヤしてるの松川さんと、いつも通りの様子で挨拶している岩泉さん。


今俺が最も会いたくない人達に遭遇したときの対処法を誰か教えてほしい。
及川「は!?デート???何それ国見ちゃん抜け駆け!?」


………………なんで抜け駆けになるんだよ。
国見「……そんなんじゃないです。今度の競技大会のためにちょっと練習してたら昼の時間になったので。」
あなた「わ〜!先輩達こんにちわ!」

暗くなった俺の心情は知らずニコニコと挨拶するあなた。
松川「へ〜、練習ね?真面目だな〜?」


おそらく俺の下心なんか容易く見透かしているだろう松川さんは、ここ最近で見た中で1番楽しそうな顔をしている。
国見「っ、先輩達こそ休みの日に集まって何してたんですか。」

面白がった視線に耐えきれなくなり、気になっていたことを質問した。


花巻「ベンキョーだよベンキョー。一応受験生だからな!」
早々に会話を切り上げて別れようと思っていたのに、いつの間にか隣の机を付けて座っている4人の先輩。


………………最悪だ。
あなた「あ、そうだったんですか?お疲れ様です!」
松川「ん、ありがと。」
あなたは癒やされるな〜とデレデレした顔で話す松川さんと花巻さん。


それに呆れている間も、隣からの視線が鬱陶しい。
国見「なんですか及川さん。」


及川「わかってるくせに!!国見ちゃんだけあなたとデートとかずるくない!?絶対本来の目的練習じゃないでしょ!」
あなたに聞こえないようにか、小声で話しているはずなのにギャンギャンと騒いでうるさい。


国見「練習です。あなたはデートなんて認識してないですし。」
本来ならこの騒がしい及川さんを止める役目である岩泉さんは、相当お腹が空いているのかメニュー表に釘付け。


さすがに無視はできないかと諦め、せめてもと抗議した。
及川「へ〜??かわいそうな国見ちゃん。」

さっきまでギャンギャンと不機嫌に騒いでいたはずが、俺の発言を聞くと一瞬にして調子が良くなった。
国見「………うるさいです。」
あなたは松川さんと花巻さんとニコニコ楽しそうに話してるし、さっさと話を切り上げて店を出ようと考えていたのが、どうやら無理そうだ。


まだ2人の時間を堪能したかったが、こうなってしまえばもう諦めるしかない。




それにしても、邪魔が入るなんて本当に運がない。
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またまた🐢更新です、、😢

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