第55話

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2024/06/02 09:00 更新









ドアの前でアベルさんと邂逅して

中に入ろうとドアノブに手をかけた時


目の前が何かに覆われて真っ暗になった









あなた
え、??
フィン・エイムズ
ごめんね、あなたの名前 カタカナちゃん
フィン・エイムズ
みんなー!
あなたの名前 カタカナちゃん来たよー!
ドット・バレット
ぺっぺっ?!?!
マッシュ・バーンデッド
よし、完璧…
ランス・クラウン
完成したのなら貸せ
そしてさっさと準備しろ
レモン・アーヴィン
マッシュくんにはこれが似合います!
アビス・レイザー
ぼ、僕はどうすれば…









微かにだけど

みんなのわちゃわちゃした声が聞こえて


その直後、

誰かに手を引かれて前に進む




ぱっ、と視界を遮るものがなくなって

急に眩しくなった視界に思わず目を瞑ると

ぱぁん、と軽快な音が響いた










レモン・アーヴィン
改めて…
レモン・アーヴィン
お誕生日おめでとうございます!
あなたの名前 カタカナちゃん!!
ドット・バレット
ぺっ!!ぺーっ!!
マッシュ・バーンデッド
おめでとう、あなたの名前 カタカナちゃん
フィン・エイムズ
僕からも、おめでとう!








さっきの音の正体であるクラッカーを持った
レモンちゃんにフィンくん


そしてパーティー用の帽子やサングラスをかけた
マッシュくん、ランスくん


そしてその二人は

大きなシュークリームが乗ったお皿を持っていた











あなた
これもしかして!
マッシュ・バーンデッド
うん、特製シュークリームだよ
間に合ってよかった








ふぅ、と額の汗を拭うマッシュくん


みんなに促されるまま席に着いて

レモンちゃんが取り分けてくれた料理を受け取る









あなた
ありがと、みんな
いただきます!








今まで

両親の死へのカウントダウンにしか感じられなかった私の憂鬱な誕生日が

少しだけ、楽しい思い出に変わった気がした













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