第6話

さらば異世界
22
2024/10/22 08:41 更新
「いや、エイプリルフール昨日ですよ?」
「は?」
「嘘はやめてください」
「嘘じゃない、本当だ」
え…
「え!?」





私は帰ることを選んだ。







「サキ、またね…」
「サキちゃん、ありがとぉ…」

送別会では、仲の良かったメイド達と話をした。

王からも
「サキ、短い間だったが、ご苦労さんだった。オリもあれをきっかけに少しずつ心をひらいている。本当にありがとう」
と言われた。




渡された本を開くと、光に囲われ、気がつくと元の世界へ戻っていた。
なんだか寂しくなり、ポケットへ手を入れて、あっと驚いた。何か硬いものが入っている。出してみると、ペリドットだった。王からもらったものだ。
ふと思い直した。あれだけ帰りたがった場所だ。私は私の幸せを見つけよう。
瑠璃羽
瑠璃羽
次回エピローグ!

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