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僕達はね、みんな生まれてすぐにママに殺されてるんだ。
ママの中は大きな空間みたいになってて、受精卵はそこで目を覚ましてママに会うのを目指すけど、
もし会えたとしてもすぐに殺されちゃって、その後は身体を失って魂だけになって、ママの中に戻って来るの。
『ママ』っていうのは、言葉通り、僕達みんなの母親だよ。
でも僕達のことは愛してくれなかった。
ママに会うことすら出来ないで死んじゃった子だっているよ。僕達双子もそう。
でも、それだって全部、ママの意志が僕達を殺した事には変わりないんだ。
…理由は、断片的にしか分からないんだけど、
きっと、みんな共通して言えるのは━━━━━
━━━━━僕達みんな、要らない子だった
って事かな。
でも、あの子、7番目だけは違ったんだ。
あの子は目覚めた時から、ママに歓迎されてた。
きっと、『正しい』生まれ方をしたからかな。
だから7番目に足りなかった部分は僕達で埋めてあげて、皆で7番目を見送った。
そうして7番目はママに会いに行って、既にボロボロだったママの中の空間は完全に壊れて、
僕達も今度こそ魂ごと消えた…
と、思ったんだけどね。
気づいたら今度は7番目の中だった。
7番目を見送って、僕ももうお役御免かなって思いながら意識を手放したはずだったんだけど、
もう一度目を覚ましたらママの中に似た空間にまた居て、目の前にあった大きなモニターには、知らない男の人と女の人が映ってた。
同じ場所で目を覚まして再会してた1番目のお兄ちゃんと2番目のお姉ちゃんが、その女の人を『ママ』だって言ったから、
そのモニターの中の光景が、『あなた』って立派な名前を貰って、無事にママに会えた7番目の視点だって理解したんだ。
ママは凄く幸せそうだった。
7番目が生まれた事が心底嬉しいみたいに笑ってて、7番目のことを本当に大切そうにしてた。
お兄ちゃんも、お姉ちゃんも見たことない表情だった。
7番目がちゃんと愛して貰えそうで、僕もみんなと凄く嬉しかったけど、
━━━━━なんでだろうね、素直に喜んであげられなかったよ。
僕って、実は結構最低なお兄ちゃんだったのかな…なんて。
僕が説明できるのはこんな所かな?
☆160になるの早くない??(
はい、てことで頑張って早く書き上げました。力尽きましたもう許してください(?)
今回はちょっとだけ7番目ちゃんのママの中時代が語られましたね。最初から歓迎されていたとはどういうことでしょうか。
にしても、6番目が言った『正しい生まれ方』ってなんでしょうね。命に正しいも間違いも無いのにおかしな話です。
この辺りも話数が進んだら描写予定ですのでお楽しみに。
次はのんびり執筆したいので☆目標は185にします。ご安心くださいもし1ヶ月経っても達成出来てなかったら普通に投稿しますので(
ではでは、投稿主でした〜













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。